つくってから10年近くになる垣根なのでかなり弱っています
竹垣の耐用年数は6年ほどです
木は一列に、間隔が狭く、植えられていることと
道路際なので根を張れず
また剪定を毎年されているので大きくはなっていません
結び目を切り、古い杭と竹を全部取り去ります
杭の地面から下はほとんど腐ってなくなっていました
竹も弱っていて踏みつぶすとばらばらになるほどです
木の根が張っていないので植え替えは出来ません
一度抜くと多分枯れてしまう
今の木をそのままに垣根を作るので手間暇がかかります
防腐処理をした杭を立て
竹を横に4本わたす 胴縁(どうぶち)といいます
あまり細いところは使えないので途中で継ぎます
さらにサワラを挟んで(サンドイッチにします)竹を4本わたします
庭から道路へ向けて、杭、竹、サワラ、竹の順番になります
縦に並べる竹を切り 立子(たてこ)といいます
杭、竹の交差するところを結んでゆきます
男結びなのですが木の枝が邪魔をしたり竹に抵抗するので
しっかり結ぶのはなかなか難しかったです
たちまち手の指の皮がむけてしまいました
バンドエイトを巻いて作業を進めます
親方にこつを何度か教えて貰い
いくつかをやってみて
やっと締められるようになってきました
きちんと締まると気持ちがいいです
男結びの動画がわかりやすい
http://web.city.sapporo.jp/face/speak/012.html
ただし今日やったのは垣根なので押さえるところが少し違います
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