イギリス英語劇団お誘いのチラシ |
05月13日 (日) |
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以前にもお知らせした英語圏でない子供たち、学生のための英語を楽しみながら、学べるイギリスの英語劇団の公演のお誘いチラシを作りました。
興味のある方は、お知らせください。
10年前にホワイトホースを体験したラボっ子の感想も載せました。
★海賊がすぐ近くまでやってきて、
"Do you want to be a pirate?"
って聞いた。
どきどきしたけれど、大きな声で、
”NO!"
って言えた。だって、海賊は、まるで、『ピーター・パン』のフック船長のようだったから。(小3男子・初級観劇)
★一緒に海賊をやっつける歌を歌った。思いっきり大きな声で歌えたよ。(小1女子・初級観劇)
★英語で丸ごとその物語とテーマを共感することができた!!
ラボと同じだ!!と思った。うれしくて、劇が終わった後、俳優さんのことろへ行って、「私たちも『ロミオとジュリエット』をやりました。」と言って、握手した。(高2女子・中級観劇)
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Re:イギリス英語劇団お誘いのチラシ(05月13日)
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カトリーヌさん (2007年05月13日 02時01分)
本当に来日が楽しみです。ラボっ子たちがどれほど「やってくれるか」・・・反応、感想、
対応、設営、表現・・・・どのくらいラボっ子たちを成長させられるか、正念場ですね。い
つものラボ活動が、いつも正念場ですけれど。いつもはみ出していこうとするのが、若者の
本来の姿なのだと思います。その中で素晴らしい出会いをしてほしい。その究極にあるもの
は、「公と私」という観念だと思います。自分を育て、大切にしていくのと同様、公という
ものを感じながらその中で働いていこうとする感覚。そういう感覚を中高生の間に育てなけ
れば、と思います。テューターが、そういう姿勢を見せていれば、自ずと学んでくれると信
じて、今日も働いていきましょっっ!!
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Re:Re:イギリス英語劇団お誘いのチラシ(05月13日)
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さとみさん (2007年05月18日 01時58分)
カトリーヌさんへ
そうですね。「私と公」の話に結びつくかわかりませんが、
たまたま、『こどもの物語(本)との出会い方』について書かれたもの
を目にしました。
ヨーロッパの言語は話し言葉を中心にすることを崩さず、文字はあくま
でも音声を写したに二次的なものと考え、その結果、聴覚的な朗読や朗
誦が定着した。
一方、日本語は、漢字があるために目で見れば意味がわかるとか、、音
で聞くと混同する同音異義語があるなどの条件から、視覚的な「黙読」
が重視された。 (未来社『きくとよむ』)
そのためか、日本の学校教育の音読は、大きな声で、よどみなく間違え
ずに読むことが奨励されていて、音読はスラスラとうまくても、内容は
さっぱり理解できていない音読や、内容の解釈を表現しきれない「のっ
ぺらぼう」な音読になりがちです。
外語として、本来、コミュニケーションが可能な音読であるはずが、自
分本位な読み方になってしまっているのが気になります。
相手と気持ちをつなげたまま、ことばが相手の心にとどまるのを感じる
ための「間」をもたせたり、一方で自分の心に向かいながら、相手と心
をつなげられるような音読ができたら、
自分だけが楽しめればいい物語(読書)から、仲間と心をつなぎ、一緒
に楽しむ物語(読書)へと転化していき、いっそう、物語(本)が好き
になると思います。
(昭和音楽大学教授 田代康子)
以上のくだりを読み、私は、ふと、<物語=テーマ活動> に置き換え
れば、それぞれの年齢や成長に合わせたテーマ活動の過程と似ているな
~と思いました。
「ひとりで聴いて楽しむ」
「とりあえず、そらんじて声に出してまねして言ってみる」
「内容をよく考え外語に近づくように言葉を発する」
「相手の心にとどまり、自分の心とつなげられるような言葉を発する」
そのように、テーマ活動で子供たちが発している言葉にも、成長過程が
あり、そうして獲得した言葉を使って、今度は、自分以外の人たちのた
めに働ける。そう、労力を惜しみなく。
まさに、高校生年代~大学生年代~社会人へと巣立っていくべきラボっ
子の姿のような気がします。
今回、ホワイトホースの公演を観て、プロの方たちの最終段階の表現
力、言葉力を、感じて、刺激を受け、ひとりひとりが持ち帰ってもらえ
たらいいなぁと願っています。
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