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子ども達の輝く瞳に癒された日/木陰でのテーマ活動 |
04月30日 (月) |
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1晩ぐっすり眠ったせいか、爽快な気分で目が覚めた。ソングバードの最初のトラックのような小鳥のさえずりが聞こえる。♪~Good morning, good morning. And, how do you do?・・~と歌声が聞こえてきそうな気すらする。職業病!?(笑)。
パパイヤ、バナナ、チャパティ、野菜カレー、チャイの朝食が美味しい。
しばらくすると、ここのゲストハウスに隣接しているTC小学校(NGO立)の子ども達が登校してきた。8時半、子ども達が整列し国旗が掲揚され、国家斉唱が始まった。国旗掲揚担当の子ども達の誇らしげな顔。子ども達は自分が生まれて来る国を選べない。自国に誇りを持って、愛する国で暮らしたいものである。
参加者は1年生のクラス(午前の部)に行き、一人一人に日本の高齢者が作った布製通学バッグを手渡した。ありがとう。
それから、荷物を車に積み込んで1時間程離れたロムナ小学校へ向った。田んぼの中の狭い道路の先に、ロムナ小が見えて来た。まだ昼前なのに、午後の部の子ども達が集まって来て、あっという間に輝く瞳と笑顔が車を取り囲んだ。
授業中(午前の部)のクラスに行き、1年生から順に、一人一人の「手作りノート」1冊と中古ノート1冊の計2冊のノートを手渡した。ノート1冊の値段は、この子達の父親の一日分の収入に相当するのである。『新しい』ノートを大事そうに両手で抱える女の子、思わず笑顔がこぼれる。
午前の部と午後の部の入れ替わり時間を利用して、校庭で先月のアートフォーラム(3/27フェニックスの日記参照)の作品の表彰式をした。それから、一昨日からゲストハウスで練習した「はらぺこあおむし」のテーマ活動を発表した。発表に当り、少し果物や食べ物を変えた。マンゴー、バナナ、ライチ、ジャックフルーツにね。何故かって・・? それはね――、こっちの子ども達、苺や梨は見た事も食べた事もないから・・ね(^^)。食べ物名とセリフは「アルケテチャイ(ぺっこぺこ)」「クッベター(お腹が痛い)」とベンガル語を使った。バングラデシュの北部の小さな村の小さな小学校の音源もなにもない校庭で、16才から73才までのメンバーみんなで楽しくテーマ活動ができた(*^▽^*)ノ"。一日一食(学校給食)だけでも学校へ行きたい!、夢を乗せサナギの殻を破って飛び立つプロジャプティ(蝶ちょ)を、子ども達はキラキラと輝く瞳で見つめていた。
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