セルティック=Celtic |
04月24日 (火) |
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昨日のセルティックの中村俊介の最後のフリーキック!!!!!!!
ありゃ、なんじゃ~!!
なんで、あんなにぐり~んとボールが曲がるんじゃ~!!!???
(あら、失礼。興奮のあまりに。。。)
そして、何よりも、セルティックを応援するスコットランドの熱き人々のスポーツパブでの様子の映像が、
もう、私の涙腺も、緩ませました~
*サッカー音痴の方のために:UK、スコットランドにあるプロサッカーチームで、日本人の中村俊介が移籍した。
なんてたって、この前のスプリングキャンプで取り組んだ
『はだかのダルシン』関連で、、、
うんうん、
(私の頭の中のコンぷーターは、かちゃかちゃと音をたてて、連想が広がっていくのであった~)
(ぼわぼわ~ん )
ケルト文化→そう、イギリス読みでは、“ケルトの~” という単語は、「セルティック 」と発音し、
スコットランドは、今でこそ、イギリスの一部と思われていますが、
地元の人たちは、違う文化(ケルト文化)を誇りに思い、大切にし、
イギリスの言語とはまた違う、ケルト語(ウェールズ語、アイルランド語など)を話し、キリスト教以前のケルトの民話や神話を大切にしてきたのです。
「ハリーポッター」「指輪物語」はケルトのルートを大切にした創作作品で、ほかにもドラゴンが出てくるような数々のファンタジー物語こそ、ケルト文化を脈々と伝えるケルト文学なのです。
ラボライブラリーの中では「妖精のめ牛」「トムティット・トット」など、、
番外編として小泉八雲の「鏡の精」と「鮫人のなみだ」もはいるかな~?
小泉八雲はアイルランド人のお父さんとギリシャ人のお母さんをもち、アイルランドはケルト系の民族のルートをもつ国なわけだから。
そして、
テーマカラーは緑。
そう、中村俊介が着ているあのユニフォーム。
アメリカでも、
セントパトリックの日(アイルランドの守り神を祝う日)という祝日があり、
ケルト系民族のルートを持つ人たちが、
緑の色のものを体に身につけ、
パレードするのです。
この日は、ケルト系の人でなくても、
便乗して、
緑の色のものを身につけます。
私もアメリカにいたとき、
友達に教えてもらって
緑のものつけたけど、
そのときは、よく知らなくて、
あ~、日本の緑の羽募金運動のようなもんか~、
ぐらいにしか思ってなかったけど。。。
C.W.二コルさん関連の本の中でも触れられる、
二コルさんのなかにある
ケルト民族魂のようなものと、
中村俊介にみる
日本人の精神力のようなものと
通じるところがあって、
あんなにも
スコットランドの人たちは
中村俊介を受け入れてくれたのかな~
ということを思ったりして
感動もひとしお。
俊介も、
日本にいたときよりも、
ずっと、ずっと
たくましく、
精神的にたくましくなった気がしますね~。
日本を離れたときのほうが、
逆に、
自分の国のことを自覚せざる得ないし
いやがおうでも、
良いとこ悪とこあわせて
愛着を感じるもんなんだよね~
そして、自分が日本人であることを
誇りに思えるような日本人であろうと
思うのですよね。
あれ?また、話が脱線しました~
そんな感動のスポーツニュースでした。
夜更けの独り言でした~
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Re:セルティック=Celtic(04月24日)
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けいこさんさん (2007年04月27日 23時29分)
なるほど~~~。
ふむふむ。
ボールがまがった~~~!で終わっていた私。
そのあと、日本文化とケルト文化の共鳴まで進むとは、さすが、
国分先生です。
秋研修のテーマがグリーシュで、ケルトの幻想文学や、妖精譚、
お化け話などたくさん読みました。
お化け話、なんだか湿っぽくてとっても怖いんです。
ぎゃーっとか言って人が死んだりすんじゃなくて、ただ、「いる」
とか。
日本のぞわ~~~っとする幽霊話と似てるという印象。
昼間でも暗い森に囲まれている民族特有のものかもしれません。
そうそう、ロシアなど、「森」は完全に異界。
日本やケルトは、「森」と人間の住む地域の境目があいまいな気がしま
す。
今は放牧地だらけだけど、こういうのを民族の記憶っていうのかな?
なるほどね~~~。
こんなところで独り言・・・。すみません。
千葉の幼稚園見学にいらっしゃる時は、必ずお供させてください。
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Re:Re:セルティック=Celtic(04月24日)
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さとみさん (2007年05月07日 00時22分)
Kさんへ
そうですか~。森の成り立ち、形状でも、そこに住む人々に与える精神
構造にも影響しますよね。
しかも、DNAにもしっかり、組み込まれている。。。
私も、森を歩くと、ふと、あれ?ここ、いつか、どこかで歩いたことが
る気がする。。。なんて、感じることが小さいころからありましたっ
け。
最近でこそ、デジャブーなんて、言葉が巷では飛び交っていますが。
ラボライブラリーの中で、一番のケルト系作品を忘れていました!!
『ピーターパン』
作者バリーは、スコットランドの生まれの人でしたね。
ロンドンのイメージが強いですが、生粋のスコットランド人。
『しあわせの王子』作者オスカーワイルドもアイルランド出身。
ケルト人と縄文人の精神性の共通点は、なんとなく感じていたけれど、
その辺のことが、
『ことばと自然』鈴木孝夫・C。W二コル著
の対談でも出ていましたね。
やはり、「民族の記憶」の中に脈々とセンサーとして組み込まれている
のでしょうね。
以前にここの日記でも触れた、大ガラス=創造主 という言い伝えは、
ケルト系の神話、イヌイット神話、日本神話の中でも共通だということ
を、知って、またまた目からうろこ でした。
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