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四国支部全員集合&じぷた |
11月20日 (木) |
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<四国 全員集合>
日曜日に、四国支部の”ラボっ子全員集合”という大きなイベントが、愛媛の川之江で行われました。
前日から宿泊合宿した中高生実行委員たちは、受付・駐車場整理など、爽やかに我々を出迎えてくれました。
てきぱきと自分の仕事をこなしながら、小さい子や父母への対処も、本当に気持ちよくて、我が子の活躍を見るように見てしまいました。
「きょうはみんなでくまがりだ」
「おやすみみみずく」
「どんなにきみがすきだかあててごらん」
それぞれを、いつもとは違うテーマ活動を高校生がまず披露!
体の表現は抑えて、ことばに注目して、ことばのイメージやリズムを表現していました。
いつもと違って大きな動きがない表現に、会場の小さい子供たちまでが、真剣にみていたのが印象的でした。
グループに分かれての「くまがり」体験!
それほど大きくない文化会館の施設を上手くつかって、くさはら、川、ぬかるみなど、楽しく回った後、どんな音がしていたか、表現を楽しみました。
西村正平さんの講演会では、2時間がとても短く感じられた、との感想が多かったです。
音だけの絵本の読み聞かせの話に驚いたり、西村先生の若さと迫力に驚いた父母もいました。
また「四国のわらべうた」を盛り込んだことばのシンフォニーのワークショップも、会場全員で大きな声を出し、ことばの心地よいシンフォニーを楽しみました。
<しょうぼうじどうしゃ じぷた>
さて、最近のパーティの様子もお伝えします。
この秋から、小学生高学年プラス中学生のクラスができました。
たった5人ですが、二人で活動していた中学生が、倍以上に増えたことでとても元気になりました。
テーマ活動も、意見がたくさん出るようになり、おもしろい表現が見られます。
12月に発表会に向けて、「しょうぼうじどうしゃ じぷた」のお話に取り組んでいます。
「お話の前半で、じぷたがみんなに無視されて、嫌われ者みたいで、じぷたの役はいやだ!」と小5のRちゃん。
それに同感して誰もじぷたの役をやりたがりません。
今までに自慢した話や、自慢されて嫌な思いをした話など、みんなでした後・・・・・
自分に苦手意識があることがらに対しては、自慢された、と感じることを発見。
じぷたは、自分に苦手意識がたくさんあったんだね。
テューター(私):じぷたって嫌われ者だったの?
小6:う~ん、嫌われてはない
中2:(じぷたは)何もできないから、お前は違う!って感じ
テューター:仲間とは思われてないのか・・・
みんな:そう。
テューター:じぷたは、どう思っていた。
小5:それでも、自分だってやれるって思いよった。
小5:いつかは、大きな火事を消すぞって思ってた。
こんなやり取りを経て、3人が自慢話をしたり、自慢の歌を歌う場面をやってみた。
その後で、
テューター:この間、じぷたはどうしてた?
小5(じぷた役をその時してた):ちょっと自分も中に入りたかった。
自慢をしてる3人は、他の人(しょうぼうしゃ)の自慢の歌の途中から一緒に楽しそうに歌い始めていたから・・・・
テューター:じゃ、ちょっと仲間に入ってきてみる?そうしたら、他の3人はどうするんだろうね。
中2:じぷたのことは、目に入ってないから、知らない間にはじき出してると思う。
小5:飛ばされる!
で、もう一度やってみたら、
小5(じぷた):おもしろい!私、じぷたの役やりたい!
あんなに嫌がっていた子が、やりたいと言い出した!
寂しい気持ちの中に、仲間に入りたいって気持ちを持ち続けたじぷたの強い面を見つけられてよかったね!
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