|
|
|
|
|
[一覧] << 前の日記 |
次の日記 >>
|
教室の悪魔・・・親はどうしたら子どもをいじめから守れるか |
04月08日 (日) |
|
山脇由貴子著 ポプラ社
誰でもが被害者にも加害者にもなりうる現代のいじめの構造が具体的にかかれている。
いままでの私達の認識を覆すようなことが今教室の中でおこっているらしい。
児童相談センターでたくさんの事例に対応してきた著者山脇由貴子氏が
●親はどうしたら子どもを「いじめ」から守れるか。
●今、大人である私達は何をすべきなのだろうか。
を伝えようとして書かれた本。
たくさんの事例とともに
なぜクラス全体が加害者になるのか
「いじめ」を解決するための実践ルール
親にできること、すべきこと、絶対してはならないこと
が具体的に書かれている。
「いじめの解決に取り組むのと責任を追求することを
同時に進行はできない。」
というところが印象的だった。
今のいじめの陰湿さや被害者以外の全員が加害者にならざるを得ない状況にぞっとしたが
現実を知った後に、解決への道筋も示されていて
ある意味で希望も感じることができた。
いろんな年代の子ども達に関わるテューターの必読書だと思う。
|
|
|
<< 前の日記 |
次の日記 >>
|
|
|
|