「ハチドリのひとしずく」・・・私は私にできることをやればいい |
03月09日 (金) |
|
昨夜のことです。息子が「ちょっと早いけど誕生祝い!!」と、「ハチドリのひとしずく」(辻進一監修 光文社)をプレゼントしてくれました。私の誕生日は3月9日サンキューの日です。
☆ハチドリのひとしずく☆
森が燃えていました。
森の生きものたちは、われ先にと 逃げていきました。
でもクリキンディという名のハチドリだけは いったりきたり
くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます。
動物達がそれを見て「そんなことをして いったい何になるんだ」といって笑います。
クリキンディはこう答えました。
「私は、私にできることをしているだけ」
この物語は南アメリカの先住民に伝わるお話です。・・・《略》クリキンディの話しをしてくれたアルカマリは話しのあとにこうつけ加えたものです。
「あまりにも大きな問題にとりまかれている私達は、
ともすれば、無力感におしつぶされそうになります。
でもそんな時は、このハチドリのことを思い出してくださいね。」
私もこのところちょっと落ち込むことがありました。そんな私を見て「今のお母さんの役に立つかどうかわからんけど・・。」といって早めのプレゼントをくれた息子に感謝です。同じ日に大学合格通知を一番にもってきてくれたRくんにも感謝です。そして、
R「大分大学から林パーティに通いたいからラボに復帰したいけどいい?」
T「大分から毎週木曜日に通うなんて無理よ。(私)」
R「まあ、春合宿参加したいし、キャラバンでテーマ活動したいし。取り合えず。(R)(T)」と復帰手続きをしてくれました。
ああ、林パーティを母港のように感じている子たちがいるんだなあ。うれしいなあ。
遠くへ行くから無理だと思っていても林Pに復帰したいと思ってくれるんだなあ。
自分の力のなさを感じることが多いこの頃だからなおさら心に響きました。
ラボを続けて行くことにちょっと自信をなくしていたけれど、
時代は変わっても、「私の周りに子ども達が居る限り、努力工夫をしながらラボを続けていこう!」という新たなエネルギーを彼らの優しさからもらいました。
「ラボを通して子ども達を育てること」それが「私にできること」でしょうから。
40周年記念図書「ことばと自然」の中で「今の自分の生命は自分だけのものじゃないよ。過去の生命の壮大な歴史を受け継いで今の自分の生命があり、これがまた永遠の生命の輪の中にあり続ける。そう思うと小さなことでくよくよしなくなる。」と言われているC・Wニコル氏もこの本に登場します。
|
|
Re:「ハチドリのひとしずく」・・・私は私にできることをやればいい(03月09日)
|
返事を書く |
|
きよちゃんさん (2007年03月09日 16時05分)
林ライスさんの文を読んでいて、私も是非この本が読んでみたくなりま
した。
ほんと、私に出来ること、それを一生懸命やればいいですね。
でも、それが簡単なような、難しいような・・・。
今、やはりラボですね。ラボっ子と、お母さん達と楽しみたい。そこか
ら何か楽しいことが生まれ出るような事ができたらいいですね。
落ち込むこともいっぱいあるけれど、私達にはラボっ子たちがいますも
のね。頑張りましょう!
いい息子さんをお持ちで、羨ましくなりますよ。
ところで、また、20日にはそちらにお邪魔させていただきます。
先日も沢山の刺激をいただきました。楽しかったです。ありがとうござ
いました。またまた、よろしくお願いいたします。
|
|
Re:「ハチドリのひとしずく」・・・私は私にできることをやればいい(03月09日)
|
返事を書く |
|
ゆみねーさん (2007年03月09日 22時52分)
お誕生日おめでとうございます!
とってもステキなプレゼントですね。
私もこの本読んでみたいと思います。
きよちゃんさんも書かれてあるように、私にできること、
それを一生懸命やっていきたいです。
(いろんな面で考えることが多くなりました)
林ライスさんが落ち込むなんて似合いませんよ~~~
いつもラボっこたちが周りにいて林ライスさんは太陽のようですもの。
がんばってください。
|
|
Re:Re:「ハチドリのひとしずく」・・・私は私にできることをやればいい(03月09日)
|
返事を書く |
|
林ライスさん (2007年03月11日 23時40分)
きよちゃんさんへ
春は仕方の無い退会や引越しなど落ち込むことが本当に多いです。
今の時代だからこそ必要な活動をしているのに
それを受け取ってくださるアンテナが少なくなっているこの頃
どうしたらいいのか本当にわからなくなってしまいますね。
だから「私は私に出来ることを一生懸命やるしかない」のですね。
一生懸命にやっていたらきっといい答がでるのでしょうね。
|
|
Re:Re:「ハチドリのひとしずく」・・・私は私にできることをやればいい(03月09日)
|
返事を書く |
|
林ライスさん (2007年03月11日 23時44分)
ゆみねーさん
ありがとうございます。
春はOBOGに会う機会も多く
彼らががんばっている姿にも励まされます。
しっかり生きているかれらの姿こそラボの教育力を示していると思いま
す。
ゆみねーさんもいつか是非テューターとして戻ってきて欲しいです。
|
|
Re:「ハチドリのひとしずく」・・・私は私にできることをやればいい(03月09日)
|
返事を書く |
|
たかちゃんさん (2007年03月12日 01時27分)
お久しぶりです。この掲示板に書き込むのは初めてだな!Rが大分から通うってか。いいじゃないすか。僕も二日市と佐賀から学校帰りですけど。よくかよったものですよ。こっちのラボも面白いですよ。パーティーのちびっ子達もかわいいし。一つの夢かもしれないすね。ちびたちの成長もみれるしね。エリTやゆみねーさんとこに遊びに行ってた時から感じてましたね。表現のやり方の違いに戸惑ってますけどね。たかちゃんワールドも空回りしてます。今までの林は、何を表現してたかな。林が恋しいね。ま、自分の持ち味だけは、パーティーが違ってもかわらないですね。がんばらんばね。
マサキ末永くお幸せに。
|
|
Re:「ハチドリのひとしずく」・・・私は私にできることをやればいい(03月09日)
|
返事を書く |
|
がのさん (2007年03月12日 21時37分)
「ラボを通して子ども達を育てること」それが「私にできること」でし
ょうから。
“私にできること”がよく見えている人は、幸せですね。
欲の深いわれわれ凡愚なものには、それがなかなか見えない。
わたしのことでいえば、学問をしたかった、でっかい仕事を
したかった、いっぱしのことをやってだれからも賞賛され、
尊敬もされたかった。しかし結局は、さしあたりの目の前のこと
ばかりにこころを奪われ、計画していたことは先へ先へと送り、
ついにずるずると何も果たし得ずこの年齢を刻むことになってしまいま
した。
あとは坂をころげるように衰えていくばかり。
そんな悔やみを踏まえて、“私にできること”がしかと見えている
心若い林ライスさんには、こんなことばを贈りましょう。
吉田兼好『徒然草』にあることば、「第一の事」です。
されば一生の中、むねとあらまほしからん事のうちに、いづれか勝ると
よく思ひ比べて、第一の事を案じ定めて、その外は思ひ棄てて、一事を
励むべし。
すぐれた説教師になろうとするあまり、乗馬に凝り早歌に熱中するあま
り、肝心の説教を習うひまを失くして年をとってしまった、という滑稽
ばなしに出てくることば。有能な人ほど、自分の才知に溺れ、何でもや
りたがるもの。愚直でいいからハチドリのように自分にできることを見
失うみとなく努めることこそが大事なのでしょうね。
|
|