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アンコールワットに立つ! |
12月29日 (金) |
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朝8時にチェックアウトをし、荷物を車に積みこんで、最初に目指した所はカンボジア最大の湖トンレサップ湖である。実は、昨日教会に届けた文具を使ってくれる子供たちの家(環境)を見ていた方が良いという、教会のシスターの提言で、急遽予定に組み込んだのである。華やかで、新しい外資系のホテル建築ラッシュの表通りと、川沿いに建つカンボジアの人々の住むバラックだけでもかなり差があるのだけれども、村の生活はこんなんものではない、とシスターは言った。街を離れるにしたがって、木造のバラックはヤシの葉やバナナの葉使用の小屋に変わっていった。ヤシやバナナのほったて小屋を眺めながら、バングラデシュの竹と葦の小屋とそこに住む子供達を思い出していた。村の子供達は痩せていた。埃に汚れた衣類をまとっていた。「でも、どうして笑顔があるんだろう。」「家族の距離がすごく近い気がした。」と、参加者は言った。
それから、一路、アンコール遺跡群を目指した。昨日、CCHの子供達が「明日はタプロン寺院に行く。」と言っていたので、もう一度の再々会を期待して、一番最初にタプロン寺院に行った。タプロン寺院は板根で覆われ、板根によって破壊されながらも、それによって支えられているという複雑な環境の中にある寺院である。今年から、インドの支援による門の修復が始まっていた。4人は大きな板根に「怪獣の手みたい!」と驚きながら、写真を撮ったり、もしかしたら会えるかもしれないCCHの子供達の姿を探しながら迷路のような境内を進んで行った。結局、CCHの子供達には会えなかったけれど・・ね(^^)(T_T)。
それから、有名なアンコールワットへ。通路を通り、子供達がお堀に飛び込んで遊んでいるのを横目に見ながら、真中の階段を頂上まで登り、そこから更に塔の頂上までよじ登った。そこで、4人は鬼ごっこを始めたけれど、タプロン寺院の後だったので、少し疲れたらしく、しばらく水を飲んで休息をとった。しばらくすると元気になって「探検」と称して、あっちこっち動き回り始めた。「ボク、世界遺産を10回も上り下りしたヨ!」と小4のSくんは胸を張った(^^)。
昼食の後、アンコール・トムの中を迷路のように歩き、それから、像のテラスで例の「羽」で遊び始めた。世界遺産のテラスで、楽しげに遊ぶ子ら。最高の贅沢な時間がゆっくりと流れる。私フェニックスは、木陰で子供達の戯れを眺めながら、遺跡の中に身を置き、来年に向けての充電中!(笑)
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