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サマキ小訪問・ゴミ捨て場見学 12月26日 (火)
 午前中、昨日訪問したCDCC(昨日のフェニックスの日記参照)を、4人の強い希望により再訪した。カンボジアの学校は午前と午後の2部制なので、昨日会った子供達は学校へ行っている最中で、午後から学校へ行く予定の子供達(約半数の子供達)が予習の最中だった。4人は学習時間が終るのを待って、ピアニカと縦笛の合奏をし、ピアニカ2台と手作りノート、クレヨンを贈呈した。それから、施設の子供達と折り紙や羽などで遊び始めた。私も折り紙で「ぴょんぴょん蛙」と「パタパタ鶴」等動く動物を作ってあげたら、皆とても喜んでくれた。ここの施設は新しいので、広さや遊び場は満たされているのだけれども、絵本やおもちゃの数が、収容人数に対してまだまだ不足している。

 昼食後は、毎年訪問して描画用品を届けているサマキ小学校を、今年も訪問した。今年は、いつもコーディネートしてくれていたカンボジア・チルドレン・サービスのKさんのメルアドが変更になっていて連絡がつかず困っていたのだが、ゴミ捨て場からCCH(昨日のフェニックスの日記参照)に救出され、日本のNGO「かものはしプロジェクト」<←詳細については明日に日記にて>の支援により英語とコンピューターを学び、現在選ばれてシンガポールに留学中のナルン君(16才)が丁度クリスマス休暇で帰省中で、同行通訳を申し出てくれたので、言葉の問題も解決し、2002年以来欠ける事なく訪問できてとてもラッキーだった。ナルン君、ありがとう!
 サマキ小学校を訪問した時は、授業中だったが、教頭先生の案内で、1年生から順に見学させて頂いた。2年生の教室で、向い合わせの机のまん中にストローの束がさしてあった。「これは何に使うのですか?」小4のSくんが質問した。「それは算数の数え棒です。」という返事に感心したり驚いたりの参加者達(^^)。理科の授業でも実験室などはない。カラフルな日本の教科書に見慣れているみんなの目に、質素な白黒印刷の教科書を隣同士融通しばがら学んでいる姿は、どう映ったのだろうか? 高学年の教室では、更に教科書が不足していて4~5人に1冊の割しかなく、みんなで譲り合って教科書を見ていた。6年生の教室で、小6のMは自分で作って持参した「日本の小学校のアルバム」をクラスの代表び手渡した。
 「トイレは十分足りているのですか?」参加者の一人が訊ねた。「今5つありますが、3つは壊れています。でも仕方がないので小の方はそちらで用を足してもらって、大の時だけ壊れていない方のカギを開けて使用するようにしています。」と教頭先生。「衛生的なトイレ」はサマキ小学校の悲願である。
 カンカンカン、軒先に吊るされた車のホィールをカナヅチで叩いて、授業終了のい合図が響くと、子ども達は一斉に校庭に飛出した。参加者の4人は、あっという間に児童の中に消えて行った。子供の世界には壁はない・・。今年のスタディツアーは参加者年齢が低いせいか、本当に自然体で溶け込んでいる・・。
 ピアニカ5台と描画セット(手作りノート・クレヨン・色鉛筆)を贈呈し、まだまだここに居たいとダダをこねる(笑)参加者を車に追いたてて、車は発信した。

 それから、車はゴミ捨て場へ向った。プノンペン中のゴミが集まる場所である。近づくにつれて、窓を閉め切っている車内にも異臭が漂ってきた。
 ゴミ捨て場入口で下車し、歩いてNGO運営の小学校を訪問した。ここにも「手作りノート」と鉛筆・色鉛筆・クレヨンを届け、それからナルンの先導で、歩いてゴミ捨て場の奥へと進んだ。
 次々とゴミを満載したゴミ収集車が入って来る。その上や脇にに大人も子供も鈴なりにぶら下がっている。そして、車が停まると、我先にとプラスティックや空き缶などの金目の物をあさり始める。近くのパラソルではベトナムの買い付け業者がそれらの品物を待っている。ナルンもかつて、あの子供達と同じく、学校へも行かずに収集車と共に生きていた。いやナルンだけではなく、CCHやCDCCの子供達全ても、ついこの前まで、たった一人でここで生きていたのだ。
 
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