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Merry Christmas from Cambodia./ゴミ捨て場の孤児のための施設を訪問 |
12月25日 (月) |
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32度のカンボジアからメリー・クリスマス!
午前中は、日本のNGOが建設したCCH(Center of Children for Happiness)という孤児院を訪問した。ここの子ども達は親がいなく、ゴミ捨て場でプラスティックや缶などを拾いそれらを売って、その日その日を、たった一人で生きてきた子供達である。見覚えのある顔の子供達が抱きついてきた。初めて見る顔もある。収容人数が去年の倍になっていた。
子供達の頭や顔が白い。雪のないカンボジアでは、クリスマスにベビーパウダーを雪に見たてて、相手の頭や顔にサプライズでつけあう遊びをする。カンボジア流、クリスマスの祝い方である。学校から帰って来た子供達は、みんな真っ白になりながら嬉しそうだった。
2Fの勉強室兼レクリエーション室で交換会をした。まず、みんなで一緒に「ソーラン節」を踊ってから、参加者がテーマ活動「Guess How Much I Love You」を演じ、ピアニカと縦笛の演奏をしてから、ピアニカ・手作りノート・クレヨンを贈呈した。それから、折り紙やあやとりで一緒に遊んだ。
午後は新しく建てられた同様の施設CDCC(Cambodia Dump Children Community)を訪問した。ここは英国の援助で建設されたそうである。8才から13才までの子供達が80数名収容されていた。CCHと違って、広い運動場と遊具があった。(運動場の遊具はシンガポールからの寄附なのだそうである。)子ども達は外遊びに興じていた。参加者の4人も思い思いのグループに解けこんで、羽で遊んだり、ゴム跳びをしたり、折り紙をしたり始めた。
しばらくすると、CDCCの子ども達が伝統芸能と歌を披露してくれた。伝統芸能や歌は子供達の心を癒すと同時に自信をつけさせる効果がある。参加者の4人は、明日もここを訪問して、自分達もお礼の合奏がしたいと口々に言った。
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