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楽しい、皆と創っていくと自然に言いたくなるってこのこと? |
12月12日 (火) |
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地区発表会まであと1週間。 この頃の冷え込みやお日様が顔をださないという今週の予報にいやな予感・・的中。 ノロウィルスにやられ、3人がダウン。 先週のパーティでお母さんヤギ役の急な交代劇もありで、今日はことばをつないでいくどころではない、がテューターは音楽CD作戦に出てみた。
テューター:「今日は初めで音楽CDだけでやってみよう。 とにかく
何が起こっても最後まで止めずにいこうね。」
H(小6):「てゅーたー、まだ全然覚えられない。 前はできたの に。 CDずっと家でも流してるのにどうしてかなあ?」
テューター:「あら、Hちゃんにしては珍らしい発言だねえ」
Hは今年になってお年頃のせいか、何をしても面白くなさそうで、文句ばかり言いたがる。 去年この時期の”Tom Tit Tot”の発表の時は、自分からCDに地道に向かい、ことばを入れていく、という作業を頑張ってしていたのに、今年はその作業をまだ始められずにいる。どうやったらできるのかも分かってはいるのに。
音楽CDで一回通した(もちろんまだ自分のナレーションの部分も気がつかないような状況だが)あと。
テューター:「何かどうしていいか分からなかったところとか、おかし いとかんじたところは?」
S(小3):「お母さんヤギが全然せりふ言えてなかった」
H(小6):「分かってる、本番までにおぼえる。」(暗い表情)
N(中1):「次に自分がどうするのか考える」(テューターのみ深く うなづき)「それからオオカミが店屋、パン屋、粉屋に言っている間
小ヤギたちがぴょんぴょん遊んでいるの何か変。」
H:「そこさ、オオカミが店屋に行っているときは、ヤギは端っこにいったら? そんで狼たちが真ん中に来る。 あ、それからオオカミが幽霊になってヤギたちがスープ飲んでるところに来るのはダメ!!」
テューター:「そうだね、いつもオオカミ死んだ後どうしていいか動きにくそうだよね。 フラフラしちゃうよね。 皆で考えてみようよ。」
M(小1):「処分する・・・」
皆:「ええ~? やぎが?」
M:「だれかが・・・」(珍しくMが発言してるのが嬉しかったのでT が思わず)
テューター:「誰かっていうと管理人さんとか、通りかかった人と か?」
M:うなづく
K(小1):「ヤギ達はオオカミの肉入りスープを食べたっていうのもあるって 僕の母さん言ってた。」
皆:「ええええ~!!? おかしいよ、そんなの!!」
K:「お母さんが言ってたっていうだけだってば!」
H:「ヤギのスープ飲んでるのはあったか~い、って感じ。あたたかな 家族!」
N:「そうそう! あったかいヤギたちと、片やオオカミは・・だよ ね。」
H:「こっちはあったかなヤギたち、あっちはオオカミ。ほら、見ている人たちが・・、なんか、いいじゃん、ね? だからオオカミは死んだ ままがいい!」
テューター:「Mはそれでいい? 処分しないで死んだままでいい?」
M:「うん!」
H:「最後井戸へ落ちたオオカミの周りをぐるぐる回る時は、手つながないで離したほうがいい! もっと大きく丸くなって。」(Hは目が輝いて)
テューター:「今日は一人だけど、本当はオオカミは3人だから、いつ井戸の皆がザブウ~ンって立ち上がればいいかなあ?」
H:「3人ばらばらに飛び込むから変なんだよ」
K(小3):「そうだよ、あいつら飛び込むの面白がってるし。本当は 水飲みに来るのにあれじゃ自殺だよ」
テューター:「ジャ、そこの場面だけ今動いてみよう、今日やったことお休みの二人のオオカミにもこのつぎ伝えてあげてね。」
H:「皆Hに着いて来てね! Hがぐるぐるやめてこっち来たらみんなもだよ!!」(パーティ開始時のHとは大違い)
とても面白い井戸とオオカミの表現になる。新入会のM(小1)も、こちらから聞くと意思表示するが、まだ皆の前で自分の意見を言うまでにはなっていないが、回を重ねるたびに顔が、生き生きしてくる。 井戸になってきゃっ、きゃっと走り回っている。
そして帰り際 ・・
H:「テューターHやってくる! 英語もちゃんとおぼえてくるね」
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