吉祥寺を愛した俳優河原崎長一郎展 11/12に
東急吉祥寺店(11/11~15)
河原崎長一郎さんは特に好きな俳優だったというわけではない
誠実でまじめな役が多かったと思うが
誠実でまじめなんて
当然のことながらそれだけでは魅力がない
映画でテレビで、誠実でまじめな役をたくさん見た
今回の展示では、妻の伊藤栄子さんの丁寧な展示によって
誠実でまじめな の奥にあるものをいろいろ知ることができ
でも本当にいい人だったみたい
前進座にはいることはわかっていたが
東映でデビュー
将来前進座に入ると給料が少ないことがわかっていたので
(三万円ゆかないくらい)
東映にいるうちに将来の妻のため、石を買いためていたというエピソードがある
人間としての悩み
酒を愛し、
絵や詩、本。レコード、自分を充実させることに使い、残ったものは小さな家だけだったとか
闘病生活
★五番町夕霧楼(1963年)
★私が棄てた女 (1969)
★裸の十九才 (1970年)
★復讐するは我にあり (1979)
★もっとしなやかに もっとしたたかに (1979)
★写楽(1995年)
★瀬戸内ムーンライト・セレナーデ(1997年)
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山田太一関連
* 沿線地図(TBS・1979年)
* 早春スケッチブック(フジテレビジョン、1983年)
* 友だち(NHK総合、1987年)
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展示
出演作のパネル
こどもの頃から好きだった絵
ロケ中にも水彩で描いていた絵 ニュートンの水彩セット
必ず絵のある色紙
小さなノートに書き続けていた詩 200冊を超えている
奥さんへのはがき びっしりの文章
原稿用紙の文字
たくさんの万年筆
ライカM5 プロ並みだったとか
ホロゴン
彼が作って人にあげていた紙粘土の人形 水彩薄い ニス
こけしのコレクション 土湯温泉他
数千冊の蔵書があったという
5000枚のレコード ステレオ芸術 ステレオ趣味
焼き物 九州の臥牛焼 清水焼
絽の着物 東急百貨店で作っていたスーツ
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