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テーマ活動から観る世界の現実 11月12日 ()
 宮崎県都城市で開催された宮崎県人権啓発協会主催「人権フェスティバル2006」に参加した。ステージプレイに、大学生に「ヘルガの持参金」を、都城のラボッ子達に「ひとつしかない地球」の合唱をお願いした。私は、別のブース(テント)で展示や「青空教室体験WS」を担当しなければならなかったので、直接にステージでのプレイを観ることはできなかったが、後から担当Tやラボッ子の親の話を聞いてみると、メッセージの伝わる、心にじ~んと響く良いテーマ活動と歌だったそうである。

 昨夜、国際人権問題を考える材料にしてもらうため、一般の人達にわかるように以下↓の簡単なレジュメを作成した。
 
****************************************************************
<表面>
 今日は、「持参金」をテーマにしたミニ英日劇を通して、今なお発展途上の国々に存在する「ダウリ(持参金)」について考えてみたいと思います。

Q:「ダウリ(持参金)」てなあに?
 「ダウリ」というのは、嫁入りのときの持参金(嫁が結婚する時に実家から持って行くお金)です。この英日劇の主人公ヘルガは、持参金を自分で作ろうといろいろな仕事にチャレンジします。そしてその結果「自立」への道を歩みます。しかし、インドやバングラデシュでは、女性を抑圧する悪習に指摘されてきた結婚持参金制度が、今なお若い女性の命を奪っています。ダウリが目当てで、事故、又は自殺を装って殺される花嫁もいるそうです。また、貧しい家庭では、「生活苦にもかかわらず結婚持参金作りに頭を悩ませている両親に申し訳ない」と若い女性が自殺するケースも珍しくないそうです。

 =====持参金in India & Bangladeshの事例=====
☆出生時
 ①産まれた子どもが男の子の場合、多くの人が喜ぶ。(将来、持参金が入るから。)
 ②逆に産まれた子どもが女の子の場合、喜びが少なかったり、殺してしまうケースもある。
☆結婚時
 ①女性側が多額の持参金を用意して夫の家へ嫁いで行かなくてはいけない。
 ②持参金が少なかった(相手の納得いく額でなかった場合)場合、相手側の家族からの虐待、夫の浮気等様々な面で苦労する。
 ③虐待等によるストレス、精神的な面で弱くなり、自殺してしまうケースが多い。(毎日のように新聞でこの記事を目にします。)
 ④事故、又は自殺を装って殺される花嫁もいる。(インドの新聞によると、要求した金額の結婚持参金を持ってこなかった理由で夫の家族によって殺害された女性死亡者数は、1980年代半ばに400人台だったが、1996年には約5,500人、2002年は約7,000人に増えた。)
  * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
 インドでもバングラデシュでも、基本的に持参金は禁止されていて、多くのNGOも持参金について活動しています。ただ、どんな事もですが、いくら禁止してもなくならないのが問題です。
 近年『ハイ・ソサイエティ』の人々の間では,次第に持参金も必要ないと考えられるようになってきていて,赤ちゃんも男女問わず喜ばれるそうです。
 ==============================================================
<裏面>
,★,。・:*:・゜’☆~ステージ協力団体紹介~★,。・:*:・゜☆,。

ステージで歌ったり、演じたりしてくれたのは、

ラボ・パーティのこども達です。

ラボ・パーティでは、世界の物語や歌などで世界の文化を学んだり、劇活動を英語と日本語ですることでコミュニケーション力と英語表現力を学んでいる団体です。いろいろな国とのホームスティ交流や海外での国際キャンプを通して、グローバルな考えを持ち、平和な世界を構築する子ども・青少年の育成活動を行っています。

国際交流やラボの活動に興味のある方は、別紙連絡所にお問合せ下さい。

★,。・:*:・゜’☆,。・:*★,。・:★,。・:*☆,。・:*
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Re:テーマ活動から観る世界の現実(11月12日) >>返事を書く
うりぼうさん (2006年11月12日 22時45分)

フェニックスさん 
香川のうりぼうと申します。
先日はメッセージをありがとうございました。

持参金についてのお話、とても悲しい事実があったのですね。
衝撃と共に大変考えさせられました。
今、ヘルガを発表しようと取り組んでいます。
暗闇の中にいるような状態ですが、
小さな穴が開いた気がします。
ありがとうございました。
Re:テーマ活動から観る世界の現実(11月12日) >>返事を書く
林ライスさん (2006年11月13日 00時26分)

「ヘルガの持参金」をラボライブラリーに取り上げたとき
スタッフはここまで考えていませんでしたよね。
いつもながらフェニックスさんの発想の豊かさ、行動力、そしてラボ活
動を正しく伝える能力に脱帽です。

フェニックスさんのような人にラボ本部のスタッフに入って欲しいな
あ。
Re:Re:テーマ活動から観る世界の現実(11月12日) >>返事を書く
フェニックスさん (2006年11月13日 06時59分)

うりぼうさん
子どもが幼いうちは、おはなしの中でひたすら楽しくいっぱい遊べば良いと思
います。私達は傍らで子ども達の成長を見守り、そして成長年齢にあわせて
社会や世界と繋いであげることしかできません。子ども達は大きくなるに従っ
て、自分で気付き考え行動するようになるのではないでしょうか? 
Re:Re:テーマ活動から観る世界の現実(11月12日) >>返事を書く
フェニックスさん (2006年11月13日 10時09分)

林ライスさん
国際事情・途上国の実態を学ぶ上でとても良い材料になるライブラリーが,ラ
ボの中には数多くあります。テーマ活動をした後、世界を見渡してみると、ラ
イブラリーの発してる大きな力を感じます。「ヘルガの持参金」のお陰で、ラ
ボッ子にとっては、遠かったアジアの現実が身近に見えてきたのではないでし
ょうか?また、考えるソースを一般社会に提示したことにより、自分達の中に
大切なことがストンと落ちたのではないかと思います。それにしても、女性保
護シェルターが必要な現実に訪問の度に直面し、とても悲しい気持ちになりま
す。
Re:テーマ活動から観る世界の現実(11月12日) ・ >>返事を書く
Samiさん (2006年11月21日 09時17分)

とても面白かったです。ラボを外に伝えるいいチャンスがいっぱい
ありますよね。ファイナルでお会いできるのを
楽しみにしていま~す。
またお話聞かせてくださいね。
Re:Re:テーマ活動から観る世界の現実(11月12日) ・ >>返事を書く
フェニックスさん (2006年12月17日 16時49分)

Samiさん
ファイナルでの黄色い蝶ブース、お疲れ様でした。三井PのOne Flap、確実に
広がったと思います。オタワ条約加盟国が1国ずつでも増えていきますよう
に・・(祈)。
今年も、子ども達とカンボジアへスタディツアーに行きます。今でもカンボジ
ア国内で、毎年800~900名の人達が地雷被害にあっているそうです。
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