リホームの心・・・(4)お細工物 |
11月08日 (水) |
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5歳になった孫の七五三のお祝いをした。
昔の私の七五三や、私の子育て時代の七五三は、11月15日に晴れ着を着て氏神様にお参りをした。
最近は10月の終わり頃からの土、日の神社は、七五三としておまいりするかわいい子達とその家族の姿が見られる。この習慣も土地柄によってずいぶん違うとは思うが、今は商業ベースに乗って昔とは変わったところもあるし、派手にもなり、また楽しくもある。
写真屋に七五三の衣装が、和洋そろえられて、そこで着付けをして、いろんなポーズで、またはお色直しをして写真を撮るのが、最近の七五三の一番大切なことのようだ。写真を撮って、神社には行かない、というのもあるようだ。七五三をやるもやらないも、神社にいくも行かないも、まったく個人の自由で、なんと言うこともないのだが、とにかく、子どもの成長を祝う気持ちが流れていることは確かであろう。
和服などをリホームしていると、和布の端切れがたくさんでる。それらで昔のお細工物、袋物や、造花、飾り物を作る。たまたま、打掛けの模様に青海波のあるところを利用して、[鯛]をつくった。おめでたいときに飾りたい、といって、意外と評判がよい。
七五三にもぴったしだった。昔は、誕生日、お節句、入学、合格、何かとおめでたいときには、「おかしらつき」といって、鯛を買ったものだ。今は高い鯛を焼いても、余り喜ばれない。それよりもおいしい、それぞれの子の好物がある。神社にお参りをしてお祓いをしてもらう。祝詞を聞いて、5歳は、神妙な顔をして、[あれは、むかしのことば?]と聞いた。ゆったりと、昔も今に取り入れて、豊かに育ってほしい。家に帰って、「おかしらつき」で祝った昔の話を聞かせながら、お細工の鯛を飾って、今の七五三お祝い料理を食べた。
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Re:リホームの心・・・(4)お細工物(11月08日)
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candyさん (2006年11月10日 09時27分)
15年前、始めて私が黒姫引率の時、ちゃこさんと同じロッジになりまし
た。覚えていらっしゃいますでしょうか?
その後も、折々にお目にかかることもありましたが。
最初のキャンプは、ちょうど「大草原のちいさな家」がテーマで、Tは色
んなコーナーを分担することになり、ちゃこさんはパッチワーククのコ
ーナーを率先して引き受けれていたように思います。
キャンプから帰宅後、すぐに大草原のお話を大きなタペストリーにされ
て、作品の写真を送っていただきました。
沢山のラボッ子とラボをされながら、あっという間に大きな作品を仕上
げられて、驚きと尊敬を強くしたことを鮮明に覚えております。
義母様の形見の着物をポシェットや、大小のカバンに仕上げられて、「か
ばんやさんですよ~」とちゃこさんが登場した場面は、皆さんの驚きと嬉
しさが思い浮かびうらやましい瞬間でした。
亡くなった母の着物を私もほとんど貰ってきて何かに作り変えた
い・・・と思っているのですが、今はとても手に負えません。
いつの日か、ラボを終えてしまったら何をして良いか解らないと思って
いましたが、ちゃこさんの生き方がとても参考になります。
絵はとても真似できないので、是非リホームに挑戦したいと思います。
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