幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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じっくりお話にこだわれる・・・こんな?! 10月24日 (火)
男ばかりの小学生グループ。 家にお友達が来て遊びを中断したくないKは今日は特別ってことで、お休みに。 ドイツへと転勤のSKとMがぬけたこのグループは今日はとうとう3人・・
T:先週キミたちが他のグループに出したクイズおぼえてる?
S:オオカミは天国へ行ったか、地獄か?
Y:おれ、地獄(一生懸命メモしたノートを見ながら)
S:おれも。
K:天国だし
T:他のグループの子達も皆はじめは、地獄なのにだんだん考えが変わっていって、天国になるんだよ。 どうしてかなあ?
K:Kが言ったからだよ。 だって差、人間だってブタとか牛とか食べるじゃん? 牛がこの話のヤギだとするよ、そうすると人間はオオカミで、牛にしてみたら地獄へ行きやがれ!って思うよ、きっと。 でもオ オカミはヤギを食べないと死んじゃうんだよ!
Y・Sとも見る見る顔色変わって(こりゃ大変!とでもいう表情)
Y・S:やっぱ天国、天国!!
T:(笑)どうして急に変えたの? 人間が地獄へ行っちゃうから?
Y・S:うん!
T:もうひとつのクイズ、オオカミは井戸に落ちて骨になったか?は、 全員骨になったって言ってたよ。
S:亡者(もうじゃ)だってば。
T:よく知ってるね、何それ?
S:死んだ人
T:大きい子からの疑問で、オオカミが部屋に入ってきた時、子ヤギた ちは隠れる時間なんてあったの? 顔だってオオカミに見られちゃっ ているわけだから、逃げられなかったんじゃないの?って。
S:「頭隠して尻隠さず」っていうのあるよ、だから皆隠れてもどっか が出たままで、オオカミに見られてたんだよ。 バカだからオオカミ はどこに隠れたか全部は覚えられなかった・・
Y:ピープはオオカミが家に入る前、「おかあさんだよ」って言ってい るときから時計に隠れてた、怖がりだから。
T:すごい分析だねー、面白いね。
S:大体オオカミはさ、初めから全部変装して来ればいいのに、いちい ちひとつずつするなんてバカ! 子やぎたちも「おまえはオオカミ  だ!」とだけ言って「母さんはもっときれいな声をしてる」とか言わな ければ、オオカミはいろいろ変装できないからよかったのに~。 教 えてるようなもんだよ~・・ 
 あるいは初めからドアでも破って入っちゃえばいいんだよ!
T:これまたすごいこと考えるね、よく思いつくね~。
Y:下(年下)の方が頭がいい、「三びきのこぶた」とおなじ・・
 (先週「三びきのこぶたの本当の話」を読み聞かせしていた)
S:もっと上が頑張って欲しかった。 もっとすばやく隠れるとか、足
 だって速いんだから・・・でも屋敷は小さかったか・・
Y:屋敷って?
S:山小屋のようなもん。
T:(笑)そうか、年上は小さい子より何でもよくできるってことね?
 皆もうちで、そう言われることある? 「大きいんだから~できるで しょ?!」とか。
Y・S:ある
T:そういう時どんな気持ち?
Y:うざい・・・
T:今日はすごい分析いっぱいだったね~。 ピープは怖がり、とかオ オカミはバカだ、とかいろいろ出たから、ハロウィーンが終わった次 のパーティでキャラクター分析とか、ヤギのおうちの見取り図とか皆 で書いてみようか?
K:うん!やるやる!! 皆でひとつのやるんじゃなくて、ひとりずつ やりたい・・
S:ヤギは全員ヤンチャ、きのこスープ好き、身長は同じくらい・・♪


いつになく、ゆっくりたっぷりお話の中で集中できたのは人数のせいばかりでない? YとSがこんなに生き生きと自分の考えを話すことができたのは、Kが口数少なく黙って聞いていたから。 相手が何か言う度に、それをつぶしていた彼が今日は全く違っていた。 二人の話が面白い方向へ展開して行ったから、なのかもしれないし、単に偶然「そういう気分の日」だったのかもしれない。
いづれにしても、二人を認め始めているKが、そこに居た事をTは確かに感じた。
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