|
|
|
|
|
[一覧] << 前の日記 |
次の日記 >>
|
かくれんぼときのこスープに魅せられて |
10月07日 (土) |
|
かなりのこだわりをもって、だけどほぼ全員の気持ちが一致して決まったおはなし「おおかみと7ひきのこやぎ」第1回目の小・中学生グループ。 もともとこのおはなしに決まったのには「かくれんぼ」と「きのこスープ」が複線としてあった。
ヤギたちが家の中に隠れたように自分たちも「かくれんぼ」ができる、
ヤギの晩のごちそうの「きのこスープ」を自分たちでつくる、作らないまでも賞味できる、ともくろんでのことだった。 そういえばいつもパーティは彼らにとって一番お腹のすく時間。 それに皆ラボ暦3年以上の子がほとんど、さすがテーマ活動の進め方をちゃんと心得ている。
テュ-ター:「ねえ、みんなこのおはなしを聞いてきたかどうかをテスト するクイズだしてみない?」
H:「コリレという名前のヤギはいたでしょうか?」
「車で1回しか聞いていな~い」と言っていたY、お母さんが「ぜんぜ ん聞いてこなかったんですよ。」と言っていたMも周りの皆と一緒に 口をそろえて「いな~い!!」と大きな声でのたまわっている。
S:「オオカミが最初に手に塗ったものは何でしょう?」
SS:「パン粉」
S:「ブッブ~♪ パンの焼く前のやつでした~!」
K:「手じゃないし。 前足だし!!」
S:「しってるよ、そ~んなの。 これだろ?」(手を使って前足を上げる仕草・・4つ足だからね・・)
テューター:「ねえ、みんなはオオカミ派? ヤギ派?」
K:「Kはオオカミやる♪」
N:「どっちでもない派、 パン屋とか・・」
テューター:「パン屋ってどんなだろうね?」
K:「オオカミだよ」
S:「ヤギでしょ!」
N:「は??人間だ~し!!」
S:「ヤギたちってばっかだよな~。 オオカミが何度も『森のおみや げをどっさりもて来たよ』とか何とか毎回おんなじこといってんの に、ドアあけちゃうんだからなあ。ホンとバカ!!!」
テューター:「うちでもね、KだかNだかが、『オオカミがピンポンっ て来たとき、庭に回って窓から顔を見せてって言えばよかったのに』 と言っていたよ。」
H:「でも庭がなかったら? あるとは限らないジャン。それに、オオ カミは窓から見せたんだよ!」
S:「この時代にピンポンはまだなかったんじゃないの?」
さすがの彼もCDでは「おおかみはまた戸をたたきました。」とはっ きり言っているのにまだ気づいていない。 人の発言にケチをつけた がる彼らの誰もこのSの発言にメスを入れる者はなかった。
この日家中を開放して、かくれんぼをすることを子供たちと約束していたので、もう限界。 そわそわ、もじもじ・・・ピンポンのことなどどうでもいいのだ。
一番最後まで見つからなかった人に送られる「ピープ賞」(TVの番組では家族に100万円送られるが、ここは飴玉1個)目指して、汗だくで
闇と、狭さと、暑さと、音を立てられないつらさ、に耐えるその忍耐力と集中力を、今度はほかのところでぜひ生かして欲しいな。
これから毎回のパーティでこの「かくれんぼ」せずには、なにもはじまらなくなるかもしれない・・・はぁ。
|
|
|
<< 前の日記 |
次の日記 >>
|
|
|
|