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映画「出口のない海」10/04の日記 |
10月04日 (水) |
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先週「出口のない海」を見に行ってきました。ムービックス周南最終日の前の日に。行かなきゃ、って思って。
みなさん、人間魚雷「回天」ってご存知ですか?これは、回天に乗った青年が主人公。市川海老蔵主演。監督は下関出身の佐々部 清氏
太平洋戦争中、出撃した回天基地は、周南市大津島、光市光井、そして平生町の3箇所。この映画の舞台は光井基地。すみだPのラボっ子たちに身近なところ。ロケは下松、宇部、下関で行われ、最初の六大学野球の場面は下松の海沿いにある古い野球場。
詳しくは「出口のない海」で検索したらHPが出てくるのでそちらで。
生きたくても生きられなかった、生きることよりも家族や愛する人のために死を選んだ。回天って、整備不良で出撃体制に入っても、出撃できないこともままあって、そのときの気持ち。
お父さんが平生回天基地で出撃を控えて終戦を迎えた友人もいます。我が家の2階からは回天基地跡が見えます。
夏休みの終わり、10代の子どもたちの「事件」がニュースで多々報道されました。
中高生、そして大人に是非見て欲しい。まだ公開中の映画館もあります。DVDになってからでも。
平日午後の映画館。遅れて真っ暗の中入ったらいっぱい。終わって観客を見ると、その多くは50代、60代、そして80歳を超えているのではと思われるかたも。
平生の回天資料館の前には、この映画で使われた回転の実物大模型が置いてあります。中には、回天に乗った人の資料も展示してあります。大津島の資料館は船に乗っていかないと行かれませんがこちらはすぐです。平生町に住んでいても知らない中学生もいます。
毎回のパーティで学校でのいやなこと、いろいろ話してくれます。今、自分がいるところだけ見ていると辛くなるけど、ふっと時間と空間を越えて今の自分を少し客観的に見ると、また違ったものが見えてくると思います。
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