地人会実験劇場「演劇の毒薬」
原題: "EL VER DEL TEATRE" by Rodolf Sirera
==日本初演==
2006年9月15日(金)~24日(日)
隅田川左岸劇場・ベニサン・ピット
http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~CJK/ftr_102L.htm
http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~CJK/news.htm
カタルーニャ演劇、男性ふたりによる二人芝居
ロドルフ・シレラ(Rodolf Sirera : 1948~)の代表作のひとつ
1978年シレラ30歳のときの作品
1784年のパリ 伯爵邸接見の間
伯爵に呼ばれてやってきた人気俳優・・・・
演劇は真実にどれだけ近づきうるか?
演技の虚構が、死の表現に重なるその瞬間を描く演劇である
伯爵は演技に嘘があってはならないという
そして自作の作品、ソクラテスの死の場面を演ずることを頼む
すすめられたキプロスワインを飲んだ俳優は
足がきかなくなり、毒殺の恐怖に打ちのめされる
解毒剤を手に、嘘のない演技を求める伯爵・・・
死への恐怖から、必死に演じ始める俳優・・・
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