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テーマ活動で育つもの・・・「ことば」だけでなく「人間力」「社会力」も 09月17日 ()
11月の「福岡市民芸術祭参加テーマ活動交流発表会」に向けて「おおかみと7ひきのこやぎ」か「わらじをひろったきつね」を発表します。前回は「おおかみと7ひきのこやぎ」をやったので今回は「わらじをひろったきつね」をしました。

●ソングバードはThe Hokey Pokey・Heel and Toe・Hey,Betty Martin をやって、The Hokey-Pokeyをしっかり歌いました。
夏休み以降、みんなしっかり入ってくれてうれしい♪

●テーマ活動「わらじをひろったきつね」はまず絵本を楽しみました。(反応のよさにびっくり!スズキコージ氏の絵がまた楽しい!)

林 “Knock,knock,knock.” 「トントントン、おかあさんだよ。森のおみやげをどっさりもってきたよ。」
・ えっ?それって7ひきのこやぎやん!“トントントン、Who’s There”やろ!(英語までわかる、すごい!)
林 “No,no,”
・ 「無理!無理!」
・ 違う!「だめ、だめ」
林 「わらじはペチカの上に置いておくわ。」
・ ペチカってバーバヤガーで出てきたね。
林 「しっぽは長いすの下において、わらじはペチカの横において寝た。」
・ 横やないし。前に置いとう。
林 “As the vixen walked along…あねさまぎつねが歩いていくと…♪”(みんな歌い出す)
林 ただでさえ家は狭いんだから
・ 狭くないやん広いし。娘もおるし。・・・おっ!ペチカでかっ!
・ テューター、この絵本おもしろいよ。小さいヤギとか変な鳥とか出てくるよ。

●それから好きな役になって動いてみました。

林 あねさまぎつねになりたい人? はい、Aちゃんのところに集まって。
  犬になりたいの?じゃあ、犬になりたい人はBくんのところに集まって。
  他には?お百姓になりたい? じゃあお百姓になりたい人はCくんのところに集まって。
  自分の出番がないときは、家とかペチカとかを表現しようね。

●**犬になりたい子が集まっているところで
・ 犬、これじゃ多すぎる!おまえら入らんでよか!
林 そんな言い方はひどいやろ?なりたい役でいいよ。ちゃんと入れてやって。

●動いた後で感じている「ひとこと感想」

林ひとこと感想。動いてみて今感じていることは?
・うるさくてCDが聞こえなかった。
・(犬から)逃げるのが楽しかった。
・きつねの役が楽しかった。お百姓さんに入れてもらえず、無理やり入ったので変やったけど。犬に追いかけられる時も切り株に入る前につかまってしまったから・・・。
・きつねが次のお百姓の家に行くまでの道をつくったらいい。
・最初お百姓がどこにいるかわからなかった。わかるようにしてほしい。
・家の入り口が狭かった。
・Bくんが「犬になるな」と言ったのがいやだった。
・楽しかった。いや、楽しくなかった!先生が僕の上に乗っかったのでひどい先生と思いました。
林だって「僕、長いす」って言って寝転がっていたじゃない。
・犬がしっぽをひっぱるのが楽しかった。次はがんばる。
・きつねなのに(切り株に入るまで)しっぽがなくて変やった。
・楽しかった。お百姓をやるのが。
・内容がわかったので楽しかった。
・きつねが多すぎた。ひとりずつ交代したほうがいい。
・(きつねがお百姓の入り口に入る時)人に押されたのがいやだった。

1回目ですから、いつもの1回目のようにぐちゃぐちゃですが、よほど楽しかったのでしょう。
前回「おおかみと7匹のこやぎ」のほうがしたいと言っていた子達が、「わらじをひろったきつね」の方がいいと言い出しました。
多数決を取ると6対6、どちらでもいい子が2人、欠席2人。
欠席のひとりが「おおかみと7匹のこやぎ」がいい、もうひとりは「どちらでも多いほうでいい。」ということで、小数差で「7匹のこやぎ」をすることになりました。
「わらじ」はもってない子もいるし、中高生は最初から音楽が気に入っている「7匹のこやぎ」をするつもりにしていましたので、そちらに落ち着いてホッとしています。
「わらじ」は小学生だけでも十分に楽しめることがわかったので、次回、小学生Gで取り上げて発表するのもいいですね。

「犬に入らんでよか」と言われていた子達は、気を取り直してお百姓になった子もいれば、犬にもぐりこんでいる子もいましたが、Dくんは鏡のところに座りこんでしまいました。それを見ていた男子最年長のEくんは私が何も言わないのにDくんに声をかけ、「いっしょに犬やろう。」と手を引っ張っていた姿がうれしかったです。

パーティが終ってからまた、男の子達は全員で仲良く遊んでいました。「Bくん、遊ぶ時はこんなに仲良く遊べるのにテーマ活動するときも仲良くできんのかねえ。」と言うと、「わかった、先生、来週はちゃんと仲良くしちゃ~けん。」と言ってくれました。

考えてみれば今はしっかりしている先輩達も小学生の間はやんちゃだった子がたくさんいます。自分の立場が本当にわかり出すのは6年生くらいからですね。学校や世間では大人が見ていないところでもっと厳しいことがたくさんあります。テューターが見ている前で起こる人間関係のゴタゴタは、回りの子も含め「人間力、社会力」を養ういい体験になっているはずです。
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