旧朝香宮邸のアールデコ展
東京都庭園美術館は1933(昭和8)年に完成した旧朝香宮家の邸宅を、美術館として使用している
宮内省内匠寮とフランスの装飾芸術家アンリ・ラパン、ルネ・ラリックなどが参加して完成した
アール・デコ様式のデザイン、オリジナル状態をほぼ完全に保持している
この建物には思い入れがある
迎賓館と呼ばれていた頃に、私たちは結婚式を行い、披露宴もここで行った
ルネ・ラリックのシャンデリアのある大客室が待ち合わせ場所、
アンリ・ラパンの噴水塔のある次室がお客様の出迎え、お見送りの間
レオン・ブランショの浮き彫り「戯れるこどもたち」のある大広間が披露宴会場であった
ルネ・ラリックのレリーフのある側がメインテーブル、
大理石のマントルピースと鏡がある側が司会者席だった
遅刻者が多く!披露宴までの間、テラスから庭へ出て写真を撮影した・・・・
美しい内装であったことが記憶に残っている
そしてそれ以来何度も訪れてきた・・・・
今回は3年ぶりの建物公開展
いつもの展覧会ではパネルで見ることができない部分も見ることができてよかった
一部を除いて撮影も可能であった
東京都庭園美術館ホームページ
http://www.teien-art-museum.ne.jp/
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