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サケ、はるかな旅の詩合宿<第1日目> |
08月20日 (日) |
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新刊ライブラリー「サケ、はるかな旅の詩」を通して、命、自然、大昔から暮らす先住民のことを身近に感じて欲しい・・・と思って、合宿のテーマを決定した時、フェニックスの脳裏には、カナダの自然が蘇っていた(5/14フェニックスの日記参照)。7月に2回、シニア・ジュニアと合宿準備会をやった後は子ども達を信じて旅に出た。その間、シニア・ジュニアメイトを担当する子ども達は本当に良く聴き込み、良く準備してくれていた(8/19フェニックスの日記)。
午後1時集合・受付。1時半からの施設利用オリエンテーションが終ると、いよいよ合宿プログラム開始である。
先ずは、「シャケ」「こえび」「くま」の3グループに分かれて、グループ内交流。自己紹介や簡単なゲームでリラックス。
次にシニアが、調べたサケの一生を描いた模造紙や3,000個の卵を描いた紙を見せると、特に男の子の眼があっという間に吸い付けられてしまった。クマがせっせと取ったサケは森を育てる。同じく大昔から、同じ地で自然と共有して生きてきた先住民族についての紹介も、シニアは図書館から借りて来た写真集を示しながら紹介した。それから、先住民のおまもりである「ドリームキャッチャー」作製タイム。
「ドリームキャッチャー」作製の説明はフェニックス担当。①古いコードやプラスティック板を細長く切った物で輪を作って、そこに古毛糸を巻きつける。②真ん中のクモの巣部分は釣り糸やタコ糸を使用して自由にデザインする。③羽を数本、輪の下方に吊るす。⇒完成!(*^▽^*)ノ"
低学年が多く難しいかな~・・と思ったのだが、みんな説明者以上に上手だったのでビックリ!(*_*)! カナダのお土産品店で売っているものと変わらないくらい上手いものもあった!もちろん、作製中は「サケ、はるかな旅の詩」のCDが流れていたよ。
夕食時間を挟んだのだが、いつもは暴れまわる悪戯坊主も、一刻も早く作りたいようで、夕食後の自由時間にドリームキャッチャー作製に戻る子が多かった。
注)ドリームキャッチャー:北米先住民族のおまもり。このおまもりは、クモが先住民族の元に運んできたと信じられている。クモの網で悪い夢をキャッチし取り除き、良い夢を見させてくれると信じられている。羽は子どもの健やかな成長を願って飾られる。<男児にはイーグル(わし)⇒強さ、女児にはフクロウ⇒賢さ>
食後の1時間は「サケクマゲーム」(人数分のカードを用意し、1枚にクマの絵、その他にサケの絵を描く。各自1枚ずつ配り、Hey swim away の歌を歌いながらカードを隣へ回して行く。曲が終わったらカードを表に返し、サケのカード保持者は真ん中にに手の甲を上にして積み上げ、その上からクマカード保持者が叩く。瞬間、皆手を引っ込める。)クマがサケを掴み取ろうとする様子に似てる!(^^) ⇒この合宿の大人気ゲームNo.1!
ゆっくりと陽が沈む。本当は、キャンプファイヤーをやる予定だったのだが、昨日までの雨で地面がグチョグチョ・・・(-_-;)。仕方がなにので、代わりに室内でソングバード大会をやることに。と言っても、中央にファイヤーがないだけで、想像力豊かなラボッ子には、きっと赤々と燃え盛る炎が見えたことだろう。
今日はいっぱい「お話」の世界で遊んだので、みんな、サケやクマや先住民族の世界が、とっても身近になっている。大きい子も小さい子も一緒にお風呂に入って、おやすみなさい。また明日!
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