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バンコク希望の家(Home for Hope) 08月04日 (金)
 昨日と今日、タイ・バンコク郊外の「希望の家」(Home for Hope)を訪問した。ここで暮らしているのは、スラムから救い出された子ども達約200人。子ども達の親はエイズやその他の病気で亡くなっている人、麻薬中毒、行方不明など様々だ。実際の親から売られそうになって保護された子どももいる。
 カトリックのイタリア人神父(在タイ30年)が開設し賛同する人々によって支えられてきたこの施設は、今年からカトリック・バンコク教区が全面バックアップすることになったのだそうである。
 「希望の家」はバンコク郊外の緑豊かな静かな環境の中に建っていた。白い壁に赤い屋根。建物の前には広い芝生広場がある。遊具もある。学校から帰ると、子ども達はそれぞれの「家」(年齢・性別によって住む建物が分けられている。)に帰り、おやつを食べると、芝生広場で遊んでいる。私達以外の参加者は31日から会っているので、もう既に顔なじみになっていて、子ども達が前から後から抱きついてきて、自然と追いかけっこが始まった。私の後ろからも少女が駆け寄り肩を叩いてから少し離れ「こっちまで、おいで~!」と悪戯っぽく笑った。フェニックスは「あんなチビちゃんには負けないぞー。」と追いかけたのだが、いゃ~・・なかなか捕まえることは難しかったね~・・(笑)。子ども達の笑顔からは、スラムに暮らしていたとか、両親がいなかったり複雑な環境であったりというような事は微塵も感じられられない。
 5時になったら「お勉強タイム」。小学校の現役先生や学生さん達がボランティアで指導に来るそうである。
 6時より夕食。小学生の「家」では、上級生の子ども達がお皿を並べたりして準備をしていた。
 7時からはミサ。聖堂が狭いので「家」毎にシフトを組んで順番に参加できるのだそうである。みんな、ミサに参加できる日を待ち望んでいるようだった。
 静かな、清潔な、規律正しい環境の中で、子ども達のトラウマは少しずつ癒されていく。各「家」にはそれぞれ寮母さんが一緒に生活をして、子ども達の母親代わりを務めている。シスター方は全体の運営やプログラム、寮母さん達への」トレーニングやワークショップに関わっているようだ。
 成績が良くて進学を望む子ども達には、高校・大学進学のチャンスもある。一人一人の能力や適性によって進学先や職業訓練を行い、将来の自立に備えるという。

 今年からの自国教区による支援活動、すなわち、タイ人の手による国内問題への取り組み意識が高い事に、バングラデシュと関わっている私はとても羨ましく思った。バングラ国民にこういう意識が生まれてくるのはいつの事だろうか・・。有り余る富を持っている人はかの国にも居るのに・・。
 とは言っても、タイ政府が福祉問題や社会問題として予算化したり討議したりしている訳ではなく、まだまだ「慈善」に頼る部分が大きな問題である事に変わりはない。タイは物価が高いので、子ども一人の食費は一ヶ月6,000円は必要である。バンコク希望の家(Home for Hope)では、子ども達の食費補助里親を募集している。

 フェニックスは、ラボッ子達と一緒に再訪して、子ども達とソングバードやおはなし(テーマ活動)で遊ぶことを夢みている~・・♪(#^ー^#)
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