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こんな所にヒースローの影響が・・/空からバングラデシュを見て・・ |
08月14日 (月) |
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駆け足のカトマンズ滞在だったが、ネパール産の薄いコーンフレークスに温かい牛乳をかけて頂く朝食やは意外と美味しかった。ネパール茶はバングラ茶よりはあっさりしていて飽きがこない味だった。昨夜は奮発して高級ネパール料理を食べたのだが、またそれがとっても美味しかった。ちょっと面白いのは「桃太郎」という日本料理店があって、コックさんはネパール人なのだが、味噌汁の味も、カツ丼も、日本のそれと変わらないくらい美味しかった!!!(あ、何だか、食べ物の事ばかり・・・m(__)m)
さて、今日のネパール出国時はとても大変な事が発生した。出国手続きまではスムーズにいったのに、何故か、イミグレーションの後、急に全ての荷物を開けての検査が始まった。検査官のスタッフはニタニタしながらさも戸惑っている乗客を見るのが楽しいかのように、ハミガキや化粧品等の液状・練状の物を取り出し、再び下の階へ行って預け直せと言うのである。中には怒り出す乗客も居て、大混乱になってしまった。飛行機は2時間以上遅れての出航。預けた荷物がどうなっているのかも定かではない。せめて、一番最初に「表示」或いは「アナウンス」はできなかったのか・・?非合理的な検査体制に飽きれるやら・・疲れるやら・・・。
遅れて離陸した飛行機は、バングラデシュを右下に見下ろしながらミャンマーの西側に沿って南下して行った。大きく蛇行したブラマプトラ川から分かれた毛細血管のような無数の支流、その一つ一つが蛇行したり更に分かれたりして、その間に体積陸地が存在しているような地形を空から眺めながら、この国(バングラデシュ)で堤防建設等の治水は不可能だな・・と思った。今のまま温暖化が進めば確実に沈んでしまう国という実感。それならば、安全に洪水や浸水から逃げるにはどうしたら良いのだろう。地区毎に人工的高地+シェルターを建設することだろうか・・?その費用は・・?高台のある国に移民を受け入れてもらうべきだろうか・・?一体どこに・・?貧しい国からの難民を喜んで受入れる国があるだろうか・・?温暖化を引き起こしている責任の80%は先進国にあるのである。
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