街角。ストラドホード・アポン・エイボン。イギリス。
木骨白壁の家。油絵。8号。
外国に旅行して、観光地をガイドのもとに歩くより、私は、その町、街角、その歩く通り、そのものに興味がある。今までに描いた、町並み、街角をあつめてみよう。
最初にイギリスへ行ったのは、もう、ずいぶん前のことになる。ちょうど、ラボ・ライブラリーのトム・ティット・トットが発刊されたときだった。トム・ティット・トットがチョークを掘られた後の洞穴で、ブンブン糸車をまわしていたというのも、実感として納得したものだった。今残されている、チョークの洞穴に案内されたり、このような建築を見て、その需要の多さを知ったのだった。
シェイクスピアの生家のある町、落ち着いた町、という思い出がある。
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