アルベルト・ジャコメッティ(1901-1966)は、
1956年に制作に行き詰まって一本の線も描けなくなっていた
訪ねてきた哲学者 矢内原伊作(1918-1989)と会いモデルとなってもらう
一日も休まず書き続けたという
その後も帰国した矢内原をフランスに招待して描き続けた
1956年 10/ 6-12/16まで 72日間
1957年 8/ 9- 9/20まで 42日間
1959年 8/17- 9/22まで 37日間
1960年 8/ 6- 9/23まで 48日間
1961年 8/11- 9/13まで 31日間
これだけの期間描き続けた中で見つけたものは何だろう
何時間か見たぐらいではつかめない・・・
それでも少しは掴んだような気がする・・・・
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2006/giacometti060531/index.html
2003年に開設された神奈川近代美術館葉山館は
海のそばに立てられている
波の音が聞こえる
浜辺と海に海水浴の人々が見える
曇り空のせいかこの海岸は訪れる人が少ないのか人の数は少ない
松の木にさっき飛んでいたトンビがじっととまって動かないでいる
海を見ているのだろうか
波の音を聞いているのだろうか
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