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旅立って知る親の愛! |
07月21日 (金) |
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2006年度国際交流壮行会があった
そう、毎年のようにあるものだが、毎年違う!
今年の福岡A地区は参加者が多く、
シャペロンを含めて北米31名、受け入れ3名
保護者の激励のことばの中にも、大切な我が子を旅立たせる親の心配と
初めての体験を充分に楽しんできてほしいという願いが感じられた
中には、準備が遅く親が手伝っていることで
ほんとうは私が行きたいんだと言われ、笑いの中にちょっぴり
どうしようもない親心を感じた
準備が充分な子も不充分な子も、旅立つスタートラインは皆同じのはず
どこでどうずれてしまったのか・・・・・
海を渡ってしまうと、その差が広がるのか?縮むのか?
性格の良さ?だけで、勝負をしようというのだろうか
もしそうであれば、実にお見事!
マ、すべては帰国してからのお楽しみ!
サウスダコタ州に行く我がパーティのRちゃんは
ライブラリー『くまがり』の素語りを出発前に
学校のクラスで、また校長先生に報告かたがた聞いてもらったところ
その出来の素晴らしさに驚かれ、宿題の心配をする彼女に
そんなことは気にしなくていいから十分に楽しんできなさい
と、声をかけていただいたという
ワシントン州に行くFちゃんも頑張って準備をしていた
準備してきたことをすべてアメリカの家族に知らせてほしい
この年まで素直に育ってきたことが大きな準備のひとつなのだから!
高校1年留学の子の帰国報告もあった
北米2人、カナダ1人
カナダで生活してきた子は我がパーティのR太郎君
帰国してすぐの電話では
「先生、僕、進化して帰ってきたよ!」と言った
進化か!・・・実に彼らしい!
彼の報告は
途中、辛かった時、自分がこんなに頑張れたのは
親・姉・妹たち家族の愛があったから・・・
今の自分が在ることの親への感謝の気持ちを、心を
何の気負いもなく素直にことばにした
カナダの家族ももちろん暖かく彼を迎え入れてくれた
そうであればあるほど、日本の家族への感謝や愛情を深く感じたに違いない
子どもを大切に育てるってこういうことなのだろう
親は子の気持ちをはかり
子は親の気持ちをはかる
簡単なようでとても難しいこと
経済の援助さえすればいいということでなく
オギャーと産声をあげてからの一日一日がとても大切
彼の親は何か事が起きると、全身全霊でぶつかって
真正面から向き合っていた・・・大きな愛いっぱいで・・・
親子の絆はどちらかがこの世から無くなったとしても
切れるものではないし、消せるものでもない
尊い、とても尊いもの!
またまた、温かい気持ちでいっぱいになった
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