手前の木の剪定が終わったところで撮影
自然に手を入れない野山の木の姿はそれぞれに素晴らしい
自然の環境の中で、木は生き抜くために環境と戦わなくてはならない
天気や気候、土壌、ほかの植物との生存をかけたしのぎあいがあり
現在の樹形ができている
人の手が入らない美しさがそこはある
では庭の木は何故手を入れる必要があるか
庭は元々限られた空間である
少しほおって置けば草が生え、木はどんどん高くなり、太くなる
その木の陰になって日が当たらなくなった、木や草は枯れる
広いと言っても庭は大きな植木鉢だと考えるとわかりやすい
庭木は盆栽のように鉢の中で生きている
高くなるのを止め、太くなるのを止める
手を入れて樹形を保つことができるのである
そのためには少しずつ手を入れる必要がある
庭師にに頼まなくても普段は自分で見ることができる
それでも年に1度くらいは庭師と相談した方が
いい庭を造利、維持してゆけるのではないでしょうか
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