今回完成した造園のまとめ |
06月26日 (月) |
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◎ 隠れているものと見えているもの
見る位置や歩くスピードによって
この庭はいろいろな見え方がします
◎左から右への変化、右から左への変化
春夏秋冬の変化を読みとることもできます
起承転結、序破急、時の移ろい、人生のあゆみ
春から夏へ
左側にロックガーデンがあり、春から夏へと花が咲き始めます。
枕木が縦に植えられた向こうにクラシックレンガ手造りの花壇があり花が咲いています。
その奥の花壇と竹垣に絡んだ花も咲き始めます。
その奥にトレリスがありクレマチスが咲きます。
トレリスの上には小鳥を呼ぶ小さな止まり台がつくられています。
秋から冬へ
奥にモミジがあり、ススキも見えていて、秋の気配が感じられます。
バックパネルに取り付けられた竹の筒がぶつかり合うかすかな音も聞こえます。
右側に枯山水、枯れ滝があり、まわりに白い砂利の流れがあります。
雪がつもっているようにも見えてきます。
手前の木はヤマモモ これはもとからあったもので動かさない約束でした
奥の高い木は敷地のすぐ奥に生えているケヤキです
左の木はヤマボウシ
バックパネルの後ろはノムラモミジとイロハモミジ
(ノムラモミジとイロハモミジ)
ノムラモミジ(落葉広葉樹)は春に成長する新しい葉が濃い赤色です。
他の樹木が緑の明るい新葉をつける中で、ひときわ目に鮮やかです。
夏になると葉の色は緑色に変わり、秋には 再び紅葉して色づく。
春から秋にかけての色彩の変化が楽しめる樹木です
イロハモミジは新緑の季節の緑も秋の紅葉も美しい。
「イロハ」と名前につくのは、七つに分かれる葉の裂片(れつへん)を「イロハニホヘト」と数えたことからだそうです。
バックパネルの後ろの背の高い木の赤い葉のノムラモミジと
手前の緑の葉のイロハモミジを比べて見て下さい
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Re:今回完成した造園のまとめ(06月26日)
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Hiromi~さん (2006年06月27日 21時52分)
お仕事楽しそうですねえ~~。
お庭の写真素敵です。造園にも起承転結がある・・物語がそこにあるの
ですね。
我が家の庭はごちゃ混ぜですが、実家の庭はなかなのものです。庭師
さん泣かせの古木がありこれを作った祖父はすごいひとだったんだな~
~とおもいます。今では無人化に近い状態なので管理するのが大変で
す。
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Re:Re:今回完成した造園のまとめ(06月26日)
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アスベルさん (2006年06月27日 23時52分)
Hiromi~さん
お久しぶりです
書き込みありがとうございます
ご実家のお庭、勉強のためにも見てみたいです
庭というのは自然そのものではなく
狭い限られた空間なので
言ってみれば大きな植木鉢のようなものです
放っておけば木は高くなり、太くなり
枝は上へ上へと伸びてゆき、絡み合います
やはり手入れが必要なのです
自分でやるか、庭師を入れるかどちらにしても・・・
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