枕木の縦使いによる格子効果 |
06月25日 (日) |
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石貼りの右手には黒い枕木が縦に植えられ、この庭に強い印象を与えています。
枕木は黒く、太いものなので庭を見る目を遮っています。
しかし隙間も大きいので、歩くにつれて、その向こうにある花壇やトレリス、木々が見えてきます。
少し歩みをゆるめたり、立ち止まれば、芝生の向こうの花壇や竹垣、竹垣に絡んだ花も見えてきます。
枕木か終わったところに奥の木々とバックパネル、枯山水の流れが目に飛び込んできます。
山の奥から流れてくる水の流れ,水の流れの音が聞こえてきます。
格子効果は、見えないようで見える、見えているが見えない部分もあるのでもっと見たくなる、という効果です。
実際の奥行きよりもより深く奥行きを感じさせ、庭を広く見せます。
いろいろな要素が詰め込まれた庭ですが
前後の枕木の列によって
全体を隠したり、見せたり、
個々の要素を分離したり、つなげたりしています
敷地は約12坪
施工前に更地にしたときは大きなビルの前の
とても小さな空間と思いましたが
そこに庭を造ったことで、大きな広がりを持った空間をつくることができました
これは私にとって貴重な体験でした
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Re:枕木の縦使いによる格子効果(06月25日)
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ポイポイさん (2006年06月25日 19時16分)
お久しぶりです。造園を勉強なさっているのですね。素敵ですね。私も
とっても興味はありますがまだまだそちらまで手がまわりません。
楽しみにとっておきます。アスベルさんが近くにいらっしゃるのなら
うちの草原みたいなほったらかしに近い庭をお任せするのになあ。
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Re:Re:枕木の縦使いによる格子効果(06月25日)
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アスベルさん (2006年06月25日 23時04分)
ポイポイさんへ
書き込みありがとう
草原みたいな庭もこどもが遊べていいものです
毎朝雨戸を開けて眺めるのが楽しみになるような庭造りを目指しています
いつの日か旅の途中で、庭の相談でもできるといいですね
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