幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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日本地図・世界地図で遊ぶ 06月14日 (水)
 水曜ぐるんぱグループ

 このグループは、11名のうち8名が男の子というグループです。ギャングエイジの男の子が8人というと、さぞかし・・・とご想像されるでしょうが、全くご想像の通り、大変にぎやかなグループです。度を越すこともしばしばで、平素穏やかな私テユーターも、このグループの時間は、声をあらげることもしばしばです。できるだけ怒らないようにしようとは心がけているのですが、他の子を傷つけたり、破壊行為に及びそうな時は、ピシッとやります。私にとっては、ちょっとした格闘技のようなラボだなあ・・・と、それもまた楽しいものです。

 いつもは読み聞かせをするのですが、まずしゃべりたいことが沢山の子供達の気持ちを落ち着かせるために、最近はここ1週間のことでみんなに話したいことを発表してもらうようにしています。学校のことや楽しかったことなどいろんな話をしてくれています。こうすることで人の話を聞ける子にもなってもらいたいなあと思っています。
 そして読み聞かせの代わり(?)に、今日は日本地図・世界地図をみながら、クイズなどをして遊びました。7月17日ひとつしかない地球子ども広場(Tパーティと合同)で、世界の国めぐりをするので、子供達に日本や世界のことに目をむけて欲しいなあと思ったからです。「日本で一番高い山は?」「世界で一番高い山は?」など、湖や川について・・・世界の国とご挨拶の仕方・・・例えば、中国はニイハオ、韓国はアンニョンハセヨ、ドイツはグーテンターク・・・など、みんな意外とよく知っていました。「好きな国はどこ?」の質問には、けいくんはデンマーク、あーちゃんはオーストラリア、まうは日本、ゆうくんはキューバ、たっちゃんはブラジル、けいたくんは日本、りゅうくんはシンガポール、しょうくんはインド、じんちゃんは日本、はやちゃんはリビアでした。みんなで世界地図を見ながら、楽しい世界旅行となりました。
 「How are You?」のご挨拶に続いて・・・今月のPoemは「Looe」です。音が面白いので、絵を見せながらみんなで一緒に詩を唱えてから、輪になって、汽車ごっこ。最後はchi-chi-chi choo!とグルグル回って目が回ってしまいました。楽しい詩なので全員詩を暗唱できるようにしたいです。
 Here We go round the Murlberry bush 寒い冬の朝の歌ですが、全員で雑巾がけをして楽しみました。
 Pop!Goes the Weasel3人1組イタチごっこで遊びました。みんな大好きな遊びです!
 Jack be nimble 歌いながらじゃんけん馬跳びゲーム
暑~いのでお茶を飲んで・・・
 テーマ活動は「STONE SOUP」です。今日はテーマ活動に入る前に、全員このお話を聞いて感じたことを話してもらいました。自分の思い感じたことを人に伝えるテーマ活動を意識していってほしいからです。役を決めて・・・CDをかけます。兵隊さんは、疲れて腹ぺこなんだよ・・・と私がいうと、「う・・・死にそうだ~水をくれ~」と苦しそうにする子供達です。金曜クラスの子たちが作ってくれたお野菜を使って、大きなたらいをなべに見立てて、スープを作ります。新聞紙をちぎったり熱中する兵隊役の子供達。
スープ1 先週本物を作って食べたので、現実感が増したようです。楽しい楽しいテーマ活動・・・発表するということもないので、純粋に楽しめますね!全部動いてから、感想シェア。「ひもじい」という言葉の意味をみんなで考え、石だけで本当においしいスープができるのか?を検証したい!ということになり、来週は、石だけでスープづくりをしてみることにします。
スープ2 楽しいテーマ活動・・・でも楽しいだけで終わらせてしまってはもったいない!お家でも真面目にCDを聞いて、英語の音をたくさん心と身体に吸収していってほしいです。先日の父母会でも話がでましたが、幼児からラボ卒業生及び大学生まで育て上げたお母様が、CDをかけることもさることながら、親が一緒に関わってあげることがやっぱり大切とお話ししていました。日々のちょっとの積み重ねが、のちに大きな差になって現れることを、子どもが育ってからはじめて気がつくということもありますよね。今まさに子育て渦中のみなさま(私も含め)、子どもに手をかけてあげられるうちは、一緒にお話を聞いて楽しんだり、おはなしにっきを一緒に描いてみたり、そのお話を聞いて感じたことを親子の話題にしてみたりすることもぜひしてみてください。お話の中で心に響いた言葉は、覚えるのではなく自然に入ってきます。「ぐるんぱのようちえん」で、お話の世界に浸ってぐるんぱになってひとりぼっちで本当に寂しいな・・・と感じた時そこで使われる「I'm so lonely.」がその子の心と身体にストンと落ちるのです。そういうことの積み重ね、たくさんの経験をラボでは大切にしています。うわべだけのパターンプラクティスをする英会話教室との違いは、まさにそこにあるのです。すぐに意味もなくペラペラと単語を言えているかのようにみえることで満足するのではない、時間はかかるけれど心に根ざした言葉ほんものの言葉の獲得を大切にするラボの基本姿勢がテーマ活動に表れています。テーマ活動では小道具を使わず、自分たちで全てを表現していくのも、その言葉の意味を自分の身体で表現したい感じたいと子供達自らが思ったことから始まっているのです。常に子供達から学び、子供達の心に寄り添ってラボは、この40年間歩んできました。どうぞご家庭でも親と子の心のコミュニケーションのひとつとしてラボのお話を楽しんでくださいね!
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