新宿紀伊国屋ホール
山田太一原作 地人会公演 『日本の面影』
http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~CJK/ftr_101.htm
ラフカディオ・ハーンに篠田三郎さん、小泉節に日色ともえさん
ラフカディオ・ハーンの生涯をたどる2時間半
劇中に「雪女」や「むじな」「背中の子」「耳なし法一」など
小泉八雲の作品を劇中劇で再現している
近代化されてゆく日本の中で、日本の古きものをこよなく愛した
ラフカディオ・ハーン 小泉八雲がどのように生きたか
どのように悩んだのか
孤児であったラフカディオが家族をどのように愛したか
ラフカディオ・ハーンの生涯をたどりながらも
日本の近代化の問題を考えさせる原作の素晴らしさ
そして芝居の素晴らしさ
ラフカディオ・ハーンの話す日本語はハーン語と呼ばれた独特のものですが
切々とその思いが伝わってきました
見応えのある公演でした
公演案内より
―― 失われゆく日本の心こそ日本の美しさ ――
“自分などというものは、取るに足らぬものです。
大きな日本の心、昔々から川のように流れています……。
一人一人は、その大きな心をちょっとの間、映して消える小さな鏡です。”
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