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The Song of The Salmon |
05月14日 (日) |
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二女の住むバンクーバーを一年に一度訪れる。バンクーバー空港に降り立つと、バンクーバーの自然を表したオブジェとファーストネィションズ(カナダ先住民)のアートが出迎えてくれる。バンクーバーは、自然と発展が調和した美しい街である。高層ビルディングの林立する市街地から手の届く位置に海があり森が広がる。バンクーバー市が先住民から借り受けているスタンレー公園には樹齢何百年を超える木々が天に向って聳え、また様々な鳥や動物の生息地でもある。公園内には先住民のトーテムポールが集められた場所やクラフトショップ、水族館などもあり、丸一日楽しめる場所である。
一昨年の秋、娘夫婦と「鮭博物館」へ行った。水体系が観察できるように川の一部をガラスでしきった「川」を鮭が下流から上流へとビュンビュン跳ねながら上って行く光景に圧倒された。この時期、娘達はよく鮭捕りに行くそうである。釣り糸などを使わず素手で面白いように捕れるらしい。実際、冷蔵庫には冷凍鮭が眠り、食卓にもムニエルや塩焼きなど鮭メニューのオンパレードであった・・・(^^)。
今日、次期ライブラリー著者のC.W.ニコル氏の講演会が福岡市で開催された。ニコル氏は講演の大半を「サケ、はるかな旅の詩」に費やされたが、氏の話を聴きながら、バンクーバーの自然と、鮭の壮絶な川上りのシーンが鮮明に思い出された。あの、バンクーバー空港でいつも出迎えてくれるア-トの作者スーザン.A.ポイント氏が挿し絵を担当されると聞き、嬉しい偶然に親しみを持って聴いた。発刊がとても楽しみである。
http://www.susanpoint.com/home.html (←スーザン.A.ポイントHP)
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