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輝く瞳との再会 |
05月02日 (火) |
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クリグラムの中心から車で約1時間、田んぼの中を行くと、小さな小学校が見えて来た。国際こども支援団体“H&H”(Heart and Hand)が教育里親支援で支えているチリマリ・ロムナ小学校である。竹壁・トタン屋根のこの小学校には午前・午後の2部制で約300人の子ども達が学んでいる。日雇い農民や日雇いリキシャ引きの子ども達で月1,000円~2,000円の収入で家族4~5人が暮らしている家庭が多い。学校で支給される給食が1日の唯一の食事だという子も多く、みんな痩せて小さいけれど、みんな学校で勉強できることが嬉しくてたまらない。実は、この子達にわずかビスケット2枚だけれども、朝食給食をプレゼントしようと集めた募金を届けにはるばるやって来たのである。
小学校入学率はやっと半分を越したものの、卒業までに至るのは就学年齢児の約36%。貧困由に子どもを奉公に出す家庭が多い。そして教育の欠如は新たな貧困連鎖の要因となる・・・。ヨーロッパからの支援打切りで閉鎖が決定していた小さな小学校が、Play with me さん、Samiさん、そして日本の心ある方々のお陰で存続し、バングラデシュ北部の貧しい子ども達に夢と希望を与えている。
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