「小学校英語教育の現状」・・朝のNHK |
04月20日 (木) |
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朝のNHKニュースでタイトルのような放送をしていました。
2年後に小学校5年生から英語が必須科目になる!と発表されてから、
とかく、英語教育が話題になります。
今朝のNHKによると、現在何らかの形で英語を導入しているのは全国の小学校で90%になるそうです。たいていは歌やゲーム程度で、現場では混乱を招いている!!!そういうなかで、工夫して英語の授業を取り入れている先生の紹介がありました。
しらべる
ならう
つかう
この三つをモットーに他の教科とも関連して毎朝10分の英語の時間をとっているそうです。
学んだ英語を使いたいという気持ちに子どもたちがなったらうれしいとコメントがありました。子どもが話したくなるような環境を作りたいとも。
現場の先生方は苦労しているようですね。教科として導入されたら
どうなるのでしょう??
導入する前にまず環境を整えるべきという反対論もありますね。
いずれにせよ、伝えたい中身を持たないで英語、英語(外国語)といっても難しいでしょう!!しっかり自分の考えや、意見を持ちそれを伝え
るという事が大切かと思います。
・・・・・・・・・・・・・
ちなみにフランスの幼稚園に入って2ヶ月たったTaku、ことばの問題はクリアしたようです。さいしょは日本語でわめいていたらしいのですが、いまは時々日本語使う!というところまでになったようです。
最初のサプライズは、本人曰く
日本語だと 《た》はひとつなんだけど、フランス語だとTAって2つあるんだよ!!でした。ローマ字表記の違いを発見したのですね。
それにしても子どもの感性はすごいですね。幼稚園にはいつも大きなキャンバスが用意されていて自由に絵を書いています。
先日は《雨のエッフェル塔》という絵をウェブカメラで見せてくれました。絵の具を使っています。勉強もしなくては一年生になれないので
パパからもう特訓を受けているようです。
早く夏休みにおいで~~。待ち遠しいです☆☆☆
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Re:「小学校英語教育の現状」・・朝のNHK(04月20日)
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がのさん (2006年04月21日 23時11分)
【その1】
2年後に小学校5年生から英語が必須科目になる!と発表されてか
ら、とかく、英語教育が話題になります。現場の先生方は苦労している
ようですね。教科として導入されたらどうなるのでしょう?
導入する前にまず環境を整えるべきという反対論もありますね。いず
れにせよ、伝えたい中身を持たないで英語、英語(外国語)といっても
難しいでしょう! しっかり自分の考えや、意見を持ちそれを伝えると
いうことが大切かと思います。
★…小学校で英語を“教える”ことをやったら、10人のうち8~9人の
英語嫌いをつくることは見えています。そのことは、何よりもラボの40
年の活動がいちばんよく実証しているではありませんか。ラボは“教え
る”ことをせず、物語を再表現する「テーマ活動」という稀有なものを
生みだし、そこにこだわって活動を積み上げてきました。この誇りを捨
ててすぐ「英語」に走るケースも見られないではありませんが、その結
果はご存知のとおりで、それをやっていたら、ラボがこの社会に存在す
る意味もありません。
しかし、時代は、小学生の時代から英語に親しませようという流れに
逆らうことはできないところにあります。たしかにそうですよね、英語
にかぎらず、外国語の二つや三つは話せることが求められる時代に。し
かし、そこには英語(外国語)を導入する前の環境づくりが欠かせませ
ん。その環境とは何か? 「しっかり自分の考えや、意見を持ちそれを
伝えるということが大切」、まさにそのことですよね。
Hiromi~さんは朝日新聞をお読みのようですので、きょうの朝日の朝
刊から引用してみます。お読みですね。東京・三鷹市の43歳のご夫人か
らの「声」。「国語力を養い、真の国際化を」としてご自身の体験を書
いておられました。この方は30代のころ、ご主人の仕事の関係で久しく
ドイツにおられたようです。現地のドイツ語学校に通って、アメリカ、
イラン、ロシア、ベトナム、その他さまざまな国からの人たちといっし
ょに机を並べて学んでときの経験で、教科書に即した授業では成績はつ
ねにトップクラスにありながら、自由な討論をするとなると、からきし
ダメだったと反省なさっておいでです。議論する力、自分を表現する能
力を持っていないことをイヤというほど痛感した、と。【つづく】
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Re:「小学校英語教育の現状」・・朝のNHK(04月20日)
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がのさん (2006年04月21日 23時15分)
【その2】
わたしたちが世界の人たちに伍して対等につきあっていくためには、
小さいときから、自分の考えを文章にまとめる力、ことばにして表現し
相手に伝える力、同時に、相手の話をきちんと聞いて受けとめる力、す
なわち「国語力」を養うことこそが肝要で、そういうレディネスがで
き、世界に目が開き、外国に興味をもつようになってから英語を学ぶよ
うにしても、決して遅くはないし、そのことこそが大事だ…、そんなご
意見でした。
現場にある世の良識的な教育者が今回の小学校への英語導入を懸念
し、口を揃えて指摘して言うのも、ほぼこのことです。加えて云うな
ら、子どもたちの前に立つ人の国語力も問われているということです。
(ペラペラ、ペラペラ、自慢たらしくよく英語をしゃべるけれど、その中
身がねぇ、…といわれるようでは困りますね)
英語を“教える”ことは簡単です。高等教育を受けたほどの人なら、
たいがいの人ができます。ラボはもともとそういうものではありません
でした。“教える”ことをしない英語というものについて、ラボの皆さ
んは、もう一度、ご自身で考えてみるといいと思います。そこにこそラ
ボのあり方が見えてくるはずですので。
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