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恐怖 沼の主 |
04月13日 (木) |
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2号君の通う「その」、年長さんの最初の大きな試練は沼の主、春の遠足で行く山登り、その途中にある沼には恐ろしい沼の主が住んでいて、野菜の嫌いな子や意地悪する子は引きずり込まれて食べられちゃうそうな・・・
水晶の玉を持っていて、普段の生活を覗いているから、野菜の嫌いな子や意地悪な子は直ぐに解るそうな。年長さんに進級した喜びと、間近に迫った試練に慄く年長さん。
2号君も野菜は嫌い、今までも沼の主に食べられちゃうといえば、じゃー一口食べるとごまかしてきましたが、新学期が始まるとその昔試練を乗り越えた1号君に色々と沼の主について尋ねていたそうな。語る1号君の話をこわばった表情で真剣に聞き入っているものだからカミさん思わず噴出しそうになったのだとか・・・
このところ野菜も残さず頑張っているそうで、その健気さがまたカワイイのだとか、本人はいたって真剣なのだから笑っちゃ失礼ですね。
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さちこさんさん (2006年04月14日 11時17分)
おーしゃんさんの民話調の語り口が
「沼の主」をより一層こわいものに感じさせます。。。
こわいものがあるということは
子どもにはとても大切なことなんだ~と思います。
本気でこわがる2号君、愛しいですね♪
わが息子さんは学区のお祭りに登場する猩猩を見ると、
鼻血を噴出すほどこわがります。
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おーしゃんさん (2006年04月15日 00時00分)
さちこさん ようこそ、そしてコメントありがとうございます。
恐いものがあるということ、そうなんです。とっても大切なことだと思
います。「その」の理事長さんが仰るには、人は、文明を発展し真の暗
闇を無くした。それと同時に謙虚さを無くした。と
色々な情報が飛び交い、年端も行かぬ子らが、恐ろしいくらい大人びた
ことを口にする、確かに高度な知識も併せ持つ、しかし、心だけはしっ
かりした経験を積まなければ育ちません、諸刃の刃である高度な知識を
使うに見合った理性が無ければ、ただ危険なだけ。
死というものすら、ゲームの中ではごくありふれた素材として簡単に扱
われています。ゲームの勝敗を簡単に死に結び付けてしまう。困ったも
のです。
幼児を恐がらせてどうするという反論もあろうかと思いますが、恐いと
いう感覚が今一番大切な感覚かもしれません。自然に対する畏敬の念、
畏怖を持たなければ地球の寿命は縮まる一方だと思います。
鼻血を出すほど恐がる、いいですね・・・
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