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注文の多い料理店~犬って猫より強いはず?! 03月27日 (月)
来週のラボは、「注文の多い料理店 ひろば」。
少し時間を拡大して、《紳士体験》したり《扉》を作ってみたり《山猫》になったりする予定です。
本当に「注文の多い料理店」があったらどうなるんだろうね~?!

さて、今日も新小1中心のグループのご報告。
このグループ、今とっても頑張っていて、聞き込みも発想も楽しくってしょうがない。
小中学生グループもたじたじ。

先週は、紳士たちが料理店にやってくるまでを考えました。

まずはみんなが紳士になって、歩いてみて・・そこへ風が~~~

K:この風怖いよな~
S:どぅーーっと吹いてくるから嫌なんよ。

T:こんな風が吹いたら家に帰りたくなるよね。どうして紳士たちは帰らなかったの?
 Y:帰りたかったけど帰れんかったんよ。
 Y:そうそう、何回も同じところを回って結局帰りたいのに行けなかった。

T:どうして同じところばっかり回ったの?
 K:わかった~!猫がおったんちゃう?
 Y:そっか、そうじゃきっと。

T:何の猫?
 みんな:注文の多い料理店の猫よ。

T:じゃ、紳士たちが来るのを見てたんかな?
 S:うんうん、絶対見とった。
 Y:何処から見てたんかなあ?
 N:あっちこっちから見てたよ、きっと。
  
 Y:でもなあ、紳士って犬を連れてただろ。犬って猫より強いはずよな。それなのにどうして犬が負けたんだろう? 死んでしまったんだろう?
 みんな:・・・。

T:そうやな、どうしてだろう?猫より犬って強いん?
 S:うん、だってけんかしたら絶対犬が勝つよ。
 Y:お話に出てくる犬はいつも猫より強いし。
 F:でもな、白熊みたいな犬なのになあ~。弱いなんて。
 S:わかった! たくさんおったんちゃうかな、猫が。い~~~~~っぱい。
 K:そうかも。山中猫だらけだったとか~。
 F:それでも紳士には見えんかったんちゃうかな? 犬も知らんかったし。

T:なるほど~。 でも、見えなかったのにどうして紳士は道に迷ったの?
 K:どぉ~~~~っと吹く風はこわ~~い雰囲気なんかな?
 Y:そっちへ行ったらあかんぞ~~~~って。
 N:びゅ~~~って。(手をなびかせて)

T:誰が言うの?
 M:猫たち。
 S:そうそう、山いっぱいの猫。 でも、見えないように隠れてる。
 Y:そっちへ行ったらあかん~~こっちだぞ~~~って。
 S:こんな目で?(怖い顔して睨んでる)
 Y:わ~~怖い!
 F:こんな目で?(同じく怖い顔)
 K:この猫たちって「注文の多い料理店」に出てくる山猫たちの仲間かな?
 K:うん、きっとそうじゃ。
 F/M:うん、そうと思う。
 N:それで犬も死んじゃったんかも。
 M:風もこわそ~~にびゅ===って吹くよ。

T:じゃ、やってみよう!やってみよう! テューターが紳士やってもいい?
 
--------
話が一気に盛り上がり、CDをかけてやってみると・・
風をしている子どもたちは部屋を駆けずり回って紳士に体当たりし、行きたいように行かせてくれないし
山猫をしている男の子たちは、あっちに隠れ、こっちに隠れ、紳士が行くところや紳士の背後から 何やら怪しげな魔力を送っているし、
紳士をしている私は、本当に嫌~~な気分になったのでした。

そして・・

Y:そっか、こうやって紳士たちは「注文の多い料理店」に連れてこられたんだな~!

こんなテーマ活動、できるんだな~と ひたすら感動の私です。
子どもたちの気持ちに引きずられるように、どんどん物語の世界へ入っていってます。
子どもの理解は、大人が考えているよりももっと深いです。
そこに本当の意味があるように思えてきました。

この「注文の多い料理店」は、以前(今はまた教科書が変わっているかもしれませんが)国語の教科書に載っていたこともあって、調べていると「授業の進め方」や「研究発表」対象のレポートとして たくさんの資料がありました。
 それらを読んでいて・・すごく薄っぺらに感じました。
確かに、学校で取り上げるには決まった時間数しかないし「何かの目的、結論」に持っていかなくてはならないのだろうけれど、子どもたちが感じて理解するのを待たずに、無理やりそこへ結論を持ってってる気がしました。
 ラボで取り組んでいるのと同じスタートなのに、結論が完璧すぎる・・そんな気がしたのです。

今、中1のラボっ子もこのお話を学校で習ったそうです。
「これはね、自然を破壊する人間(=紳士)に 自然の代表である山猫が警告しているお話なんだって」
と言うので、
「どうしてそう思うの?」と聞くと
「だって、先生がそう言ってた。」
「そんな話だと思う?」
「ん~~~? わからんけど、とにかく先生がそういってただけ。」
「じゃ、うちのパーティのお話にしようね~。」
と言ったのですが・・。

結局、始まってみると
・どうして紳士はイギリスの兵隊のかたちをしてるんだ?
・お金はあるのにどうして狩りをしてるの?
なんてところから、色々考えて、紳士も自分たちの身近になってきて、自分たちの問題として考えることができるようになっていくんですよね。

・・そう思うと、学校の国語よりラボの方が「考える力」は付きますね~(笑)

・・・・・・・と、こんな感じでテーマ活動進んでいます。
 



 
>>感想を掲示板へ
Re:注文の多い料理店~犬って猫より強いはず?!(03月27日) ・ >>返事を書く
みずりんさん (2006年03月28日 00時19分)

新一年生すごいですね。
こども達の話だけで、お話のイメージが広がりますね。
これから、小学1年生というのに、、、驚きです。
Fちゃんは、私のお友達の愛娘Fちゃんのことでしょうか?
しばらく会ってないのですが、成長していてびっくりです。
これまで、しっかり物語りを楽しんでいるからこそですね。

また、新一年生の成長ぶり楽しみにしています。

私も「注文の多い料理店」を聴きたくなってきました。
Re:Re:注文の多い料理店~犬って猫より強いはず?!(03月27日) >>返事を書く
kumagorouさん (2006年03月28日 09時06分)

みずりんさん

書き込みありがとうございます♪
そうです、Fちゃんです。
いつも元気で、とってもお話が好きで、ドキッとする言葉を次々発して
くれる可愛い女の子です。
本当に色んなお話が好きで、「ギルガメッシュ」もお気に入りのひとつ
です。

子どもたちに引っ張られるようにテーマ活動が進んでいます。
私も驚きの連続!
これからますます楽しみです。
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