駒込に 旧古河庭園を見学に行きました
駅から歩いて5分ほどです
ジョサイア・コンドル(1852~1920)
設計の洋館
ジョサイア・コンドルはおやとい外国人として明治10年、24歳で来日
辰野金吾、片山東熊などを教えた建築家
日本政府の仕事が終わった後も建築事務所を開き、日本にずっと住んだ
この洋館は晩年の作品
大正6年(1917年)完成
天然スレート葺きレンガ造り
外壁に伊豆真鶴産の新小松石で覆っている
関東大震災でもびくともしなかったという
建物414坪
庭園10000坪
庭師を含めて使用人が40人は働いていた
古河家が9年住んだが、いかなる理由からか新宿に転居
その後は古河財閥の迎賓館として使われ、終戦を迎える
戦後占領軍に接収され、武官独身寮として使われ、
その後無人となり、長く放置されていた
今は修復されて保存状態がとてもよい
二階には和の空間があり、和と洋の調和が素晴らしい
小川治兵衛(1860~1933)の作った日本庭園
小川治兵衛は京都の庭師、植治
近代日本庭園を代表する一人
洋館の西洋庭園から
日本庭園へ見事につながっている
日本庭園は変化に富んでいて、見応えがある
洋館も庭園も和と洋の調和を実現していて感心した
これから時々訪れよう
バラの季節も良さそうです・・・
入園料150円 洋館は別に525円
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