造園講習会(3/21記入)
この日の実習はは都の高校に出かけて
正門脇の広場にツツジや針葉樹の苗木を移植
移植では「水決め」という方法を使った
苗木の大きさよりちょっと広く穴を掘る
底をならし中央部を少し高くする
底の中央に苗木を乗せ、土を半分から七分ほど戻す
水をたっぷり入れ、苗木を揺すって、底に空気が残らないようにする
(空気が残っているとそこから腐ることがある)
少しずつ土を戻す
苗木の周りに土手を築き、水を入れて(「水鉢」と呼ぶ)終了
午後からは自転車置き場のそばのヤマモモの高い木の剪定をした
高所作業の場合ヘルメットをつけ、安全帯を締める
足下は地下足袋
はしごをかけ、木の枝にはしごを結びつけ
安全帯のロープを木の枝にかけ、その端を安全帯にロックする
これが命綱となる
この綱があるので高くても大丈夫
普段あがれない高さに登って気持ちがいい
剪定は通風と日照のためであり
またあまり大きくなりすぎないように樹形を整えるためである
かなり密生してきている枝を植木ばさみで切る
太いところはのこぎりも使う
一番外側は細い枝の芽を残して、太い枝を切る
こうすることで木が大きくなりすぎないようにする
涼しげな外観になるまで、かなりの枝を払った
大きな木となると、剪定後の木の枝の片づけもたいへんだ
とてもいい仕事ができた
貴重な体験だ
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