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ラストサムライを国際交流参加者へ |
03月15日 (水) |
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今週末は九州支部国際交流のつどいが開かれる。
昨年の地震のこと,避難先の公園で繰り広げられたテーマ活動の感動は今でもよみがえってくる。
そんな話をしながら,長男が「国際交流参加者はラストサムライをみとくと良いけどなあ」と。
ラボッ子が出ていると言うことでその名前は覚えていたがまだ見てはいないのだ。
そこで,この映画の大ファンである息子からビデオを借りて見てしまった。(ゆっくり3時間近く)
南北戦争で英雄となった、オールグレン(トム・クルーズ)が、近代化を目指す日本政府に軍隊の教官として招かれる。近代化の名のもと,廃刀令を推し進める政府軍の教官として,反乱軍の討伐に力をかす。しかし,初めて戦いを交えた日、負傷し敵の勝元(渡辺謙)の村へ運ばれた。その村で,グレインは自分が殺したサムライの家族に手当を受け,やがて生活を共にする。夫を,父を殺された女・子どもに囲まれて生活をするのだが,その中で徐々に日本人の心(サムライの心)に触れる。
捕虜でありながら,次第に心を開いて相手の心の中に入り込んでいくグレインにとって,何もかもが新鮮でカルチャーショックを受けたことだろう。この時の自分の変化に一番驚いたのは彼自身だったのではないだろうか?
短いけれど国際交流参加者に見て欲しい場面だ。
やがて,戦いが終り,勝本も死に,その遺品となった刀を天皇に返す場面は何度見ても感動だ。
Tell me how he died.とたずねる天皇に I will tell how he lived.と応えたグレイン。
いかに死ぬかをに価値を見出す日本のサムライの精神に対しいかに生きたかを大切にするアメリカの心が交錯する場面だ。
私のパーティからも3人が国際交流に参加する。
それぞれが自分らしい方法で日本のこと家族のこと自分自身のことを伝えてくることだろう。是非,こころを通わす努力をして,友情を育んで欲しい。
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