『戦場のピアニスト』原作を読み終わった |
10月05日 (日) |
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『戦場のピアニスト』原作を読み終わった
ポランスキーによる映画『戦場のピアニスト』を先に見た
200年カンヌ映画祭で絶賛されている
映画は原作に忠実であった
音楽家シュピルマンは戦後すぐ手記を書いていて、46年に出版されている
しかし政府の意向によって発禁となりあまり読まれなかった
当時のポーランド政府はドイツ人に助けられたという
「物語」を喜ばなかったのである
時を経て98年に息子が草稿を発見、ドイツで出版
00年日本でも出版、
ドイツ人によるホロコーストの実態は抑制された表現で書かれている
それは抑制したのではなく、
戦後すぐ、あまりの出来事の連続によって、ばらばらになった記憶を
自分のものとして取す戻すための作業であったからであるかもしれない
恨み言、悔やみ言を一切書いていない
だからこそ悲しみが痛切であることが静かに伝わってくる
コルチャク先生とこどもたちの最後の様子
歌を歌いながら「移住」のため行進してゆく姿も書かれている・・・・
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Re:『戦場のピアニスト』原作を読んだ(10月05日)
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Hiromi~さん (2003年10月06日 18時46分)
私も映画みましたよ。原作は本屋さんで買おうか迷ったけどまあいいかっ
て!
たまたま、FM聞いていた時、息子と言う人が出ていて話したのをききまし
た。本当に映画のとおりだったといってました。とても日本語の上手な人で、
日本文化を研究しているようなはなしもしてました。
感動的な映画でしたね。
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