造園講習会 3600の四つ目垣を作る |
02月09日 (木) |
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造園講習会 3メートルの四つ目垣を作る
これは2回に分けて作業を終え完成しました
課題 3人のチームで3600の四つ目垣をつくる
【親柱】は1000、1メートルの高さ 杉かヒノキの焼き丸太を使う
木の末口を上に使うこと
立て子の竹は900の高さ
親柱を立て、真ん中に【間柱】を建てる
下げ振り、水糸、水準器を使って正確に立てる
●【胴縁】横に渡す 長い竹を親柱に釘で打ち付ける
(錐で穴をおけておく)
短い場合はつなぐ必要がある
今回は3段 末口、元口(竹の上が末口、下が元口)を交互に使う
芽を正面に使う でないと竹はジグザグに見える
●【立子(たてこ)】等間隔出たてに並んでいる竹
今回は高さ900以上 水糸を張って高さをそろえる
900を超える部分は地中に埋める
上を末口にする
末口を節止めにしておく(節の少し上で切っておくこと)
間柱の前に立て子、親柱の脇に立て子を表側に立てる
今回は胴縁に3本
立て子は表側と裏側、交互に立てるので
表側に9本、裏側に8本立てることになる
●竹はあらかじめ磨いておく
竹はそのままでは汚れているにので、縄を丸めて水で濡らしこすり、
雑巾で汚れを取ると驚くほどきれいになる
(昔は籾殻で磨いたが今は手に入らないので縄を使う)
●濡らした黒いシュロ縄で結んでゆく 結び目が飾りになる
2本ずつ使い、必ず平行になるように使うこと
素手でやること 手が黒く汚れるがそんなことは気にせず・・・
男結び これが基本 結び目を前にし20で切る これが飾りになる
からげ結び 男結びばかりだと景趣が多少堅くなるので
真ん中の段はこの結び方でつなげることとした
スタートの結び方 途中締めながら進む 終わりの結び方
四つ目垣は単純だが、竹の並べ方のセンスが問われる
完成した四つ目垣は、黒いシュロ縄が青竹に映えて美しい
竹は一束6メートル16本ジメ7000円から8000円
雪の降らない千葉(例えば鴨川産)や茨城産のものを使う
11月に切ったものを乾かして使う
夏に切ったものは鉄砲虫が入って2,3年でだめになる
竹垣の寿命は8年ぐらいとのことでした
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Re:造園講習会 3600の四つ目垣を作る(02月09日)
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Hiromi~さん (2006年02月10日 20時33分)
おひさしぶりです!!
着々と造園講習が進んでいきますね。今までと待った違った分野で、楽
しそうですね。
我が家にも小さな庭があり、飛び石がしいてあったり、大家石の門柱
があったりと。庭の石は昔山梨へ帰省するたびに拾ってきたり、秩父か
らひろってきたリと思い出多いものです。よく運んできたな~~と(笑)
植木も季節を感じさせてくれるものがあり、そろそろ梅の花が咲くの
ではないかと思います。毎年庭師が入ります。
小さな庭でも、夫はよく眺めています。雨のときは傘さして!!私は
ぬれるからと怒りますが、ほっとするとよく言います。
アスベルさんもどんどん腕を磨いていってくださいね。
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Re:造園講習会 3600の四つ目垣を作る(02月09日)
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アスベルさん (2006年02月10日 22時26分)
書き込みありがとうございました
庭のことでの書き込みは初めてです うれしいな・・・
造園講習会は石の並べ方、植栽の選び方、管理と
学ぶことがたくさんありとても楽しいです
アウトドアの仕事だということも気に入っています
今後の旅行でも美術館や建築に加えて庭園を訪ねるのが楽しみになりました
昔、Nさんという植木の仕事ができる担当がいました
彼はテューターのお宅を訪問したときに
庭の様子が気になると、ちょっと植木鋏を借りて、庭木の手入れをしたりし
て
とても喜ばれたということでした
ちょっといいですね・・・・
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