お面。韓国。油絵。30号。
旅行をしてきて、印象に残ったところは、よく覚えているつもりでも、結構忘れてしまう。でも、メモやスケッチが残っていると、非常に鮮明によみがえる。絵に描こうと思うと、一段と細やかに観察することもある。それが旅をより楽しくしてくれる。
絵の楽しさは、印象に残ったものをキャンバスの上で自分で好きなように構成し、構図も色彩も自分の納得するものに出来る自由さである。
韓国を旅行して、夜の南大門で、木彫りのお面を買ってきた。それを眺めていて思いついたのがこれ。
水源市。長安門の上から市内を一望した。その城郭と、河回タル(仮面)を組み合わせて、韓国の回想とした。
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