今日が初日の展覧会です
前から好きな銅板画家なので珍しく初日に出かけたのです
(3月26日迄 10時から18時(金曜日は20時まで)木曜休館)
(1000円
ルーブル展にいった人はその時の半券を見せるとリピーター割引800円になります)
横浜美術館の案内ページ
http://www.yma.city.yokohama.jp/exhibition/2005/special/04_hasegawa/index.html
みなとみらい線みなとみらい駅美術館口からすぐ
思ったよりもずっと人が少なくゆっくり見ることができました
長谷川潔は日本ではまだまだ知られていないのですね
みなさんご存じでしたか?
今日は10時過ぎに着いて5時近くまでいましたので
ゆっくりと
初期から晩年までのひとつひとつの作品を味わうことができました
(お昼のレストランははインターネットで予約できます
ランチコースは2000円、おいしいランチでした)
長谷川潔は、1891年(明治24)横浜生まれ
(港が見える家で育ったそうです)
版画家としての出発点は、鮮烈な白黒木版画
(初期の木版はみずみずしく、若々しい時代の息吹を伝える魅力がありました)
1925年(大正14)銅版画技法を修得するため27歳でフランスに渡る
さまざまな技法を試みるうちに、途絶えていた技法を発見
「黒の技法」マニエール・ノワール(英語ではメゾチント)を独自の手法で復活させ、高い評価を得ました
風景、草花、静物などを主題とする版画を制作
1980年(昭和55)に89歳で没する
その間一度も帰国することなくフランスで活動した
(マニエール・ノワールだけでなく
エングレービング、ドライポイント、エッチング、アクアチントなど
さまざまの技法に寄る作品が残されています どれも素晴らしいです
あえていうと私はエングレービングの作品が特に好きです
銅板をビュランで直に彫ったくっきりした線が美しいからです)
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