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ラボッ子KとYのカンボジア感想 |
01月08日 (日) |
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昨年末カンボジアスタディツアーに参加した松崎Pのラボッ子K君(中2)・Yちゃん(中1)はカンボジアへ行ってこう感じたよ! ↓
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出発の日宮崎で雪が降りました。12月に雪が降るのは60年ぶりだそうです。福岡もとても寒かったけどこれからのことを考えるとどきどきしました。
僕がカンボジアに行って一番印象に残った事は貧しい国なのに心の広い人に出会えた事です。
孤児院の子供達はまず自分の事より僕達の事を気づかってくれました。その子達は親を亡くしてごみ捨て場で暮らしていた子供達です。でもみんな元気で明るく楽しく生活していました。その後行ったごみ捨場は想像をはるかに越え汚い所でした。そこの人達はゴミを拾って売って生活しているそうです。僕の生活がすごく贅沢に思えてきました。みんなつらいのに一生懸命生きていました。
ポルポトの虐殺現場では入ったときから重い気持ちになりました。若い人から老人まで命が奪われたのです。そして子供達が孤児になってしまったのです。戦争が残した地雷は消し続けても100年かかるそうです。そして多くの人が手足をなくしてしまいました。その人たちは必死にリハビリに励んでいました。二度とこのような戦争が起こってはいけないと強く思いました。そしてすべての人々が楽しく生活できるようにならなくてはならないと思いました。
アンコールワットは驚くほど大きく圧倒されました。登るとき怖くて下を見れなかったけど上から見た景色は最高でした。
また来たいと思いました。
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私はカンボジアスタディツアーに参加して多くのことを学びました。最も心に残っていることが3つあります。
一つ目は、ゴミ山のことです。ゴミ山にはたくさんのごみがあり、子ども達がゴミを集め、その中からお金になるものを探していました。日本では考えられないことで私は驚きました。しかし、子ども達はみんなたくましく、生きようとする姿・笑顔に自分の弱さを感じました。
二つ目は、留置所のことです。カンボジアでは13年前まで戦争がありました。そこで、人が人を殺しているところの写真や絵をたくさん見ました。私は、なぜ人が人を殺すのだろうかと思い、悲しくなりました。
日本も60年前まで戦争がありました。日本もこんな最悪なことしたのかと思うと、心が痛みます。戦争は絶対にいけないものです。世界が一つになり、一日も早く世界が平和になることを私は願います。
三つ目は孤児院のことです。孤児院では、内戦で親を失ったり、親の蒸発や離婚により身寄りが無い子ども達が生活していました。孤児院では、みんなと遊んだり、歌ったり、遊んだりしました。みんな笑顔が可愛く、素直でした。私と同じ年齢の子はみんなしっかりしていて、私より年上に見えました。ぜひまた会いたいです。
このスタディツアーを通して、カンボジアは日本に比べると貧しい国だけれど、心はあたたかく、笑顔がとても素敵でした。日本は裕福で便利ではあるが、心があまりないように思います。お金を出せば、食べ物でも何でも手に入ります。カンボジアに行って、日本の贅沢さが分かり、私も考えなければならないと思いました。
最後に、松崎先生、一緒にツアーに参加した皆さん、そして、参加することを快く許してくれた両親、兄に感謝したいと思います。
皆さん、楽しい思い出をありがとう。
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