初めての映画館
阿佐ヶ谷の駅北口から3、4分ほどで着いた
建物自体が「天空の城ラピュタ」に出てきた城の形をしている
『硝子のジョニー 野獣のように見えて』という古い映画を見に来た
蔵原惟繕の映画、1962年の作品である
航海灯じみているわけではなく初めて見た
監督: 蔵原惟繕への興味
美術: 木村威夫への関心があって見に来た
上映時間 白黒 108 分
製作国 日本
初公開年月 1962/09/30
監督: 蔵原惟繕
企画: 水の江滝子
脚本: 山田信夫
撮影: 間宮義雄
美術: 木村威夫
音楽: 黛敏郎
出演:宍戸錠、芦川いづみ、アイ・ジョージ、平田大三郎
南田洋子、桂木洋子、松本典子
稚内昆布とりをしている村、貧窮故の人身売買、
ふろしきをもってトラックで運ばれてゆく少女たち
蒸気機関車、3等車の夜汽車の車内
函館、競輪場、予想屋、
飲み屋、若い女将は着物姿
かき氷や、曖昧宿・・・
小樽 バーのある街 流しのギター弾き
アイ・ジョージの暗いまなざし
映画の内容よりも時代の描写が面白い
1962年の日本はこんなにも貧しく、だが人々は必死で生きていて
盛り場はこんなにも生き生きしていた・・・・
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