幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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奥がふか~い その2 11月05日 ()
昨日の”Tom Tit Tot" の続き。 
ごちゃごちゃになっているおはなしの後半の部分を図式化してみた。 横軸に時の流れ、そこには、個々に割り振ったナレーションの場所がわかりやすいように、(子供はなぜか、トラックNO.で自分の場所をおぼえている。)トラックNO.を入れ、横軸に沿って、その下に娘の所にやって来る人(?)のイラストを、時が朝か夜かもわかるようにお日様マークなども書き添えながら入れていく。 う~ん、なかなかの大作業・・・でもおかげでCDを集中してふか~く聞かなくては出来ない、という事態に。

あっ、あっ~~~~!!!!そっか!!!
今までどうして気づかなかったのだろう? 娘が一人でいた部屋は1種類だけだとテューターも子供たちも思っていた。が、どうやら違うらしい、王さまが先ず娘に「明日からはここにとじこもってもらうぞ」と
見せた部屋と、娘が「糸なんかつむいだこともない・・・」と座り込んで泣き出した台所の腰掛けがある部屋は同じ?
いえ、泣いている娘の元に来たトムは、ドアから入ってきている。しかも娘がドアーを自分であけてやったのだ。もし王様が外から鍵をかけた
部屋だとしたら、内側から開けられるはずがない。
翌日朝、麻を取りに来る時からはトムは窓から出入りする。その窓は
娘が内側から空けられる、そう、とじこめられた部屋に窓があったのは
確かだ。でも窓から逃げようとすることを王様はよ予想しなかったのか? 娘の麻紡ぎの技量を疑いもせず、逃げ出すとは考えもしなかった
から? それとも「ラプンツエル」の物語のように、塔のような高~い
ところにある部屋だったのか? それとも部屋のものすごく高い位置に
窓があって、とても這い上がれないのか? だとしたら、トムが窓じきいに座っていたのが、最後の夜にはとうとう部屋の中に入ってきた時は、飛び降りたに違いない。
こう考えていくと子供たちの表現は、全く変わってくるぞ!!!
でも娘は逃げ出そうなんてしなかった。トムという親切な魔物に幸運にも出会うことが出来たから。彼の名を当てるという、「お返し」として投げかけられた難題も「何とかなる」と娘は考えた。 王様の「毎日5かせのいとをつむぐ」という言いつけに対しても結婚生活の中では、王様も何も言わないので、娘は「忘れたにちがいない」と考える。
そもそも娘のへんてこな歌を歌って王様に嫁がせた、おっかさんだって、王様の要求に対して「いざとなったら何とでもなる」と。
まあ、なんてのんきで、素朴な親子なんだろう!!
これは、子供たちのしたキャラクター分析では娘はのんびりや、なまけもの、ごろごろしてばかり、となっているのと合致する。
ただ大人であるテューターの娘に関する分析には、こう付け加えたい。
自分のことを「なんとかなる」とよく言えば楽天的、悪くは御気楽にかまえていられるからこそ、人(魔物を人と呼べるか?)に対しても「だめでもともとだね。」と自分の身の上を話してしまうような寛大がTomの約束(糸に紡いでくれる)を疑いもせず受け入れたのだ。
不思議とその楽天的(御気楽)で、おおらかな気質が幸運を招いたといえるのかも知れない。
わたしだったら、いきなり現れた魔物に身の上話は避けるだろうし、そう簡単にTomの出した交換条件を受け入れなかったろう。 さて、どうなっていたかな? OFF COMES MY HEADかも~~~~??!!!!!!!

さて次のパーティ、深く聞いてくるか? 子供たちにどう気付きがあるか? 聞いてみるのが楽しみだ。 みんなのが出揃うまで、テューターのAha!は言うまい、言うまい!!
テーマ活動って深いな~、こうなってからが面白くなるんだ、子供が
自分で気づいて、この面白さを体で感じてほしい。 
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