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叩き潰すのではなく☆ひきあげる☆…三輪えり花氏 10月25日 (火)
先週末の九州支部テューターの秋の一泊研修では待望の三輪えり花氏の演劇ワークショップと講演があった。三輪えり花氏は新刊「ジョン・ギルピンのこっけいなできごと」の演出をされたラボのOBで、劇団昴を中心に翻訳、演出をされている新進気鋭の演出家である。

1日目はワークショップでまず体を動かした。
・「見えないフリスビー」が飛び交う輪の中で、どう受け止め、どう返していくか。
・輪の中で身体表現でコミュニケーションしながら素早く移動していくゲーム。
・空間全体をみながらどこも同じような密度になるように歩いたり走ったりして移動するゲーム。
・溶けるものをイメージして、溶けて、土にしみこんで、命が生まれる表現。
体も心もほぐれて楽しかったあ・・。

ストレスを高めるTension緊張より、体をニュートラルにしてどうでも反応できるようにするIntention意志, Attention意識の状態をどう作るか・・という三輪さんの話。これはまさに今のこども達の問題であると認識した。こども達のIntention, Attentionをいかにして引き出すか、三輪氏のワークショップをヒントに考えたい。そこにソングバードを有効に使う方法はないだろうか。
ジョン・ギルピンの5W1Hのワークショップも楽しかった。もう一度来ていただいてもっと深くやりたいなあ・・・あっという間の2時間だった。

2日目の講話
こどもの頃は本は大好きだけど、勉強はきらい。やりたくないことはできない性格・・とすばらしい経歴に人間くささを添えるたくさんのエピソード。
身体表現は苦手だったけどとにかくラボライブラリーをよく聞いたのでナレーションはすぐに覚えたという三輪氏。
高校入試の話、大学入試の話、留学中の話もおもしろかったけどそれは父母会などで・・。

「演劇は見せるもの。テーマ活動はやるもの。今、演劇ワークショップにはたくさんの人が集まる。畑も耕さなくなったし、(こども達が体を動かして遊ばなくなった。)自分が表現者となるチャンスが少ない。だからテーマ活動はやること自体に意味がある。」という三輪さんのことばに力をもらった。

「子ども(にとって)は選ぶことが大切なのではなく、与えられることが大切。これはおもしろいよ。大切だよ。いずれ役に立つよ。ということが大切。*たたきつぶす*のではなく☆引き上げる☆Positiveな姿勢が大切。」・・・という三輪さんのことばから、テーマ活動がなぜ価値があるのかをもっと父母やこども達に語らなければと思った。わかってもらえないと嘆くのではなく、☆Positiveに引き上げなければ☆と強く思った。

この日、三輪さんの講演にOテューターの「言語習得実務委員会」の報告が重なって、私は「ことばは文化、文化は人、テーマ活動は人を育てる」を実践しているんだということがストンと落ちた。そして、実例として、TVやゲームにどっぷり浸かって、つまんない、疲れた・・・というこども達に対して具体的にどう向き合ったらいいのかが見えてきた。

今週からパーティが変化しそうな予感がします。
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