ルート181の監督ミシェル・クレイフィの特集を見に
水道橋のアテネフランセへ行った
上映会は4階の講堂
地下1階の喫茶室に軽食をとりに行ったところ、
窓からは2,3階からの景色が見えてびっくり
アテネフランセは山の上に建っている事を確認
パレスチナ人ミシェル・クレイフィの作品4本を見て
20年のあゆみをたどることが出来た
C『ガリレアの婚礼』 1987年
パレスチナ人の村長一家の婚礼をめぐって
許可を求める村長、許可しない司令官・・・
イスラエル軍司令官の結婚式への招待が条件だ
結婚式は誰でも歓迎するという村長
反発する村人も多い中、結婚式へ
伝統的な儀式、歌と踊りが続く
ご馳走と酒
司令官を人質にしようとピストルやナイフを準備する青年たち
それを阻止しようとする村長の支持者たち
不穏なことがないかと入り込むイスラエルの秘密警察
緊張と暑さからか気を失うイスラエルの女性兵士
婚礼の式、こどものミスで馬が逃げだして地雷原に入ってしまう
花嫁、花婿の床入りの儀式、それから正餐
日中、村から離しておいた兵隊たちがジープや輸送車で戻されてくる
反発する村人たち
結婚式に集まっていた村の人々が散る
銃声も聞こえてくる
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D『石の賛美歌』 1990年
アメリカから戻ったパレスチナ人記者の眼で、パレスチナを見る
この2作は劇映画でありながらドキュメンタリーのように進んでゆく
パレスチナの現状からはらはらさせられる場面が続いて
ひりひりする痛みを感じた
このような日常を彼らは今も生きている
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11stones主催イヴェント ミシェル・クレイフィ監督特集
◎上映作品
A『豊穣な記憶』Al Dhakira al Khasba 1980(99分)
B『マアルール村はその破壊を祝う』
Ma 'loul fete sa destruction 1985(30分)
C『ガリレアの婚礼』Urs al-jalil 1987(113分)
D『石の賛美歌』Le Cantique des pierres 1990(105分)
◎上映作品スケジュール
10月18日(火)
13:20 = A+B/16:30 = C/19:00 = D
10月19日(水)
13:40 = D/16:00 = C/18:30 = A+B
◎主催11stones
◎会場アテネ・フランセ文化センター
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