あるお母さんの子どもの頃の話 |
09月20日 (土) |
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昨日の日記のタイトルの中の「自閉症」という言葉が不注意でしたので
タイトルをかえました。(9月21日)
今週,3回に分けて父母会をしていたのですが、
うかつにも幼稚園や学校の行事と重なって数人ずつの参加、
でもそのおかげでゆっくりおしゃべりできてよかったかな。
そのうちの一人のお母さんがご自身の体験を話されました。
「わたし4年生まで自閉症と思われていたんですよ」
「うそー」(今風に言うと「まじっすかぁ?」)
子育てのスタンスがしっかりしていて、なんでも積極的にかってでてくださり、他のお母さん方にもとても信頼されている方なので、皆おどろく。
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自閉症だったのかどうかわからないけれど、とにかくまったく話をしない子だった。それが4年生の時、いつも一緒に帰る友達が足が速かったのでリレーの選手選考に残るというので校庭のすみで待っていると、最後の組になって「一人足りないからお前も走れ、」と言われた。
(速い人たちと走る羽目になって困ったなあ、とにかく必死で走ろう、)と思い、とにかく、全力で走ってみたら、結果がタイムがトップで選手になってしまった。その選考会に残るほど速かったわけでもなく、人数が足りていれば走ってもいないところなので、本人もまわりもびっくり。
それから、いろいろなところで力を発揮できるようになった。
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彼女はもともと持っていた力を出しただけのことかもしれませんが、
その力を発揮する「きっかけ」は偶然やってきました。
友だちを待っていなければ?人数が足りていれば?
もしおとなしい子じゃなかったら「いや」と走らなかったかもしれません。
子どもはいろいろな機会を得て育ちますが、
それは大人が予想したように計画どおりに進むわけではなく、こんな偶然のようなところで子ども自身がそれを機会とするんですね。
ラボをやっていて無意識のうちに「○○ちゃんはおとなしい子」などと決めてかかってはいないかな、何が「きっかけ」になるかはわからないから、
その「きっかけ」を奪わないようにしなくては、と思いました。
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Re:もと自閉症だった、というお母さんの話(09月20日)
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kumagorouさん (2003年09月20日 20時17分)
実は・・。
私もその『子』の一人です。 「うそ=」って言わないでね。
たぶん、自閉症ではないです。
(自閉症は原因不明の脳の病気なので 環境とかそういうものには関係ないそ
うですので・・念のため。)
と言っても 私の場合はラボに通っている頃(小4~6の期間)・・元ラボッコ
だったのですが・・ほとんど何もしゃべりませんでした。(学校ではしゃべって
いましたが)
話すタイミングがなかったというか、機会を奪われたと言うか。
なので、「おとなしい子」が全てそのままとは限らないと 私も思います。
その、「話せない」理由があるだろうし、心の中で考えていることは別だった
りするので。
きっと、子どもの心の中の『自信』が出来た時に 本当の姿が見えてくるのか
も?!
今の私は・・・もう少し、静かに冷静になることが大切かもしれません
が。。。。(^^)
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Re:もと自閉症だった、というお母さんの話(09月20日)
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マコさん (2003年09月20日 21時01分)
こどもにも、きっかけは、本当に大事だと思います。いろいろなきっ
かけが重なって、子供は、自分にチャレンジしていく。ほかの方が受け
る印象などで決め付けず、その子のいいところを認めて、信じてパーテイ
活動してます。
ラボは、いろいろなところに出かけてこそ、子供は、成長すると信じ
て、子どもたちをつれまわしています。それを認めてくださる、ご父母が
おられてこそ、子供の成長がある、小学生高学年を見ていて、日々感じ
ます。
この日記に出会えて、うれしいです。
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Re:もと自閉症だった、というお母さんの話(09月20日)
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おはるさん (2003年09月21日 04時25分)
喋らない子が自閉症というのはちょっと違うと思います。
私の地区に、自閉症のお子さんを2人預かっているテューターがいらっしゃい
ますが、彼等は喋らないのではなく、まったく行動が予想できず、コミュニケ
ーションが取れないそうです。
私も詳しくは知らないのですが、あまり、病気の名前を健康な人に当てはめた
りしないほうがいいと思います。
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