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終焉の時 |
09月25日 (日) |
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父(88才)の友人(K先生80才/正確には父の弟の友人)が亡くなった。昨年まで医者として地域診療に貢献していた人だった。私達兄弟も、私の子供たちもかかりつけのお医者さんとして、長~い期間お世話になったものだった。まだ今のように夜間診療病院がない時代、何度夜中にお世話になったことか・・。長い間有難うございました。
父曰く。K先生は家族の中で一人だけキリスト教を信仰していたらしい。しかし、お葬式は本人の意は尊重されず仏式で営まれたという。父は自分の終焉に重ねて真剣に考え、自分の希望を口にした。
インドで貧しい人のために「死を待つ人の家」を開いたマザーテレサは、息絶え絶えの人に宗教をたずね、本人の宗教による葬儀を執り行ってくれたそうである。
最近、自分の葬式を自分流に考え希望を遺書にしたためる人が増えてきたとそうである。父にはまだまだ元気でいて欲しいが、その時が来たら彼の人生の証に相応しい方法で見送りたいと心から思う。
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